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悦子の悲しい想い出
【SM 官能小説】

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淫らな集い-1

 処置室から連れ出された私は、手術室に向かうために廊下に出ました。
 処置室の隣には大きな部屋がありました。立ち止まって小さな窓から中を見ると、豪華なソファがおいてあり、中では、数人が酒を飲んでくつろいでました。
 お互いの奥さんを交換しているのでしょうか。
 気に入った奥さんの手術着の裾から手を入れて、乳房を揉んでいたり、股間を弄りまわしているご主人がいたり、他のご主人の股間に顔を埋めている奥さんもいました。
 とても淫靡な雰囲気が漂っていて、見るに堪えない光景です。

 私がその部屋の前を通り過ぎようとしたときです。ドアが開いて中からご主人のひとりが出てきました。
「お嬢ちゃん。
 どうせ、お腹の中のものは、これから掻き出してしまうんだから……少し遊んでいこうよ」
 そういって、嫌がる私を部屋の中へ連れ込んだのです。
 なんということでしょう。妊娠して精神的にも不安定な私を、そして手術前の不安な気持ちで一杯の私を、これから弄ぶつもりなのです。
 先ほどまで、さんざん弄んでいたのに、あれでは満足できなかったのでしょうか。もっといたぶるつもりなのです。
 どこが見学するだけの人たちだったのでしょう。

「さあ皆さん、今日のメインイベント。妊婦を交えたスワップパーティのはじまりです」
「ええっ。……そんな、こと……。
 嫌です。ねぇ、お願いですから、もう帰して下さい。
 もう疲れてクタクタなんです。
 お願いします」
「そんなこと言わずに、ちょっとだけ付き合えばいいんだから……。
 そうしたら、……もう、おしまいにするから……」
 私は泣き出していました。
「本当に……少しだけ……ですね」
「ああ、本当さ」
 逃げだそうとした私を、連れ戻すと、たちまちソファの上に押し倒したのでした。

「そうそう、これは、また、後で入れればいいから……」
 そう言って、尿道に挿入されていたカテーテルが、思いっきり引き抜かれました。
「ひぃぃぃっ」
 鋭い痛みが尿道に走りました。あまりの痛さに、思わず太腿を摺り合わせて、脚をジタバタさせてしまいました。そればかりか、身体全体ががのたうってしまうのでした。
「ひゃぁ、痛そう……。
 可哀想に!……悶絶してるわ」 
 私が顔をしかめて悶えているのにもかかわらず、二人がかりで、両脚をつかんで、痛みの走っている陰部を大きく拡げようとしているのです。
 茶褐色に消毒してあったイソジンも熱いタオルで拭われてしまい、薄茶色の土手がハッキリ顔を現しました。
(さっきの処置は、形だけのお遊びだったのね……)
 騙された悔しさで、涙がドンドン出てきます。
「もう、止めてぇ……」
 何度叫んだことでしょう。

 ソファに倒れた私に、たちまちご主人たちが群がってきました。そして、両脚を掴まれて拡げられた秘裂に顔を寄せ、かわるがわる吸飲されたのでした。
「うぅん、若い娘の愛液は若返りの薬だ」
「良い味出してるよ、このお嬢さん」
「クリトリスがプルンプルンしている」
 てんでに好き勝手なことを言って交代しながら秘裂を舐めるのです。私に群がるご主人たちを、蝶型のアイマスクをした奥さん方は呆れて冷めた目で見ています。その目には、私に対しての嫉妬心が表れていて、怖くなりました。
(後で、ひどい目に遭うんじゃないかしら……)
 秘裂の吸飲が一通り終わると、両指で膣口を左右に大きく拡げて中を覗いたり、出るはずもないオッパイを絞り出そうと両乳房の根本から全体にかけて揉み込んだり、膣に指を入れ、コリコリした子宮口に触れたりと、私の身体は、三人がかりでかまわれ放題でした。縛られていない手足が、虚しく宙を舞っていたのです。
 最初、オッパイなんか出ないと思っていたのに、あまりにも長い時間揉まれたためでしょうか、ついに乳首から透明な甘い滴が出てきたのです。
 もちろん、ご主人たちがそれを見逃すわけはありません。
「おう、やっと出てきたぞ。
 うぅん。……甘みは少し足りないかな」
「どれどれ。……おおっ、本当だ。
 次はわしにもたのむ」
「これも若返りになるんだ」
 わずかに滴る湧き水を飲んで大いに満足そうです。
 この間にも秘裂には絶え間ない刺激が続いていましたが、私だって、そうそう感じるわけもありません。ただ、痛いだけの愛撫でした。ほとんど濡れることもなく、泉は涸れたままでした。
でもそんなことはここに集まった人には全く関係ないことだったのです。



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