処置室-4
浣腸が終わると、次の一組、山口さん夫婦が入ってきました。手にはカテーテルというゴム管が入った袋を持っていました。
「さあ、……ご開帳だよ」
ご主人が、そう言って両足をすねで固定している足台を動かし始めました。両足がしだいに外に開いていきます。私の恥ずかしいところが真上を向いたまま広がっていくのです。
「そんなにしないでっ!」
嫌がる私の訴えなど聞くこともなく、股間が大きく180度近くに広げられました。後から奥さんから聞いたのですが、内腿のスジが立っていたのが、はっきり見えていたそうです。
「いやぁ、冷たい」
奥さんが冷たい手で、おなかの上に手をあてたのです。
「あら、浣腸したのに、オシッコはしなかったようね」
ふいに、私に聞いてきました。
「でも膀胱は、オシッコでパンパンみたいよ。
どう?……浣腸するとオシッコもしたくなるでしょ?」
言われるとそんな気持ちになり、ブルッとふるえ、急にオシッコがしたくなりました。実は奥さんは、尿意が増すように、わざと手を冷やしておいたのです。
「今、オシッコさせてあげるわね。
さっ、あなた!……導尿の用意をすぐしてあげて。
この娘、いっぱい貯まっているみたいよ」
奥さんは私の恥ずかしい所に手を添えて、小陰唇を両手で広げるのでした。
膣の穴の入り口に、生暖かい息がかかります。
「いやっ!
そんなに拡げたりしないで。……恥ずかしいわ」
さきほどのバイブの抽送で、溢れた蜜がはっきり見えていると思うと顔が赤くなってきました。
ご主人も加わり、カテーテルを手に、一生懸命に秘裂を開いて、陰唇を引っ張ったり、伸ばしたりしてオシッコの穴を探しています。
「若いからかな。
ヌルヌルして、滑って上手く引っ張れないぞ」
「いやだわ。さっきの浣腸とバイブで濡れているのよ、この娘。
きっと、いつも濡れているのね。
男がほしくてたまらないのね。……だから妊娠するのよ」
二人は、ようやく三角形の潰れたの尿道口を見つけたようです。
「あった、あった。
いやぁ、お前のと違ってずいぶん膣寄りだな。
ほら、膣口の崩れたビラビラに隠れていて……ちょっと見ただけだと、わからないじゃないか」
「ねぇえ?……こういう膣に近いオシッコの穴の娘って、よく潮を噴くんじゃない?
私、潮を噴くところを見たことないのよ。
ねぇ、あなた。……やってみせてちょうだいな」
「そうだな、カテーテルはいつでも入れられるしな。
お前も自分ではよく噴き上げるが、人のは見たことがないだろう。
よし!やってみるか」
「ねぇ、どうせなら皆さんをお呼びしましょうよ。
間近で見てもらうのもいいんじゃない?」
女が潮を噴くのが間近で見られる、というので、みんなが私の股間をのぞきに来ました。
「上手くいくかどうかわかりませんが、こうして指を曲げてGスポットの付近を擦ります。
うちの奴はこれで一発です」
そういって秘裂の上で指を曲げて見せているようです。
「そんなこと言わないでよ。……恥ずかしいじゃないの」
アイマスクから覗く、山口さんの奥さんの目が、ご主人を睨んでいます。
「じゃぁ、やってみますよ」
膣の中にご主人の指がズブズブと入ってきました。
「ああっ」
思わず声を上げてしまいます。
「バイブでアヌスとマンコの両方をガシガシと責められたあとなので、しっとりとよく濡れていますね。
冷たくも無く、気持ちよく、……ああっ、スッと入ります」
太い中指でした。そして指先でGスポットというクリトリスの裏側を探っていましたが、ついに辿り着いたようです。
「ああん」
思わず恥ずかしい声を上げてしまいました。
ご主人が懸命に指先を蠢かせています。
「あらまぁ、情けない声をあげて……」
誰かわかりませんが、私の耳に非情な女の声が入ってきます。
ジーンとしたしびれたような感覚が腰全体に広がって、腰が浮いてしまいます。
「お嬢さん。ここ、いいでしょ。
ほら、こうすると。……皆さん。女の腰が浮き上がります。……感じているんですな。
どんな女でもここをやられると一発で決まりですな。
まぁ、見ていて下さい」
自慢げな表情で、ご主人が語ります。
「ああぁっ、いやぁぁぁっ」
「ここがGスポットです。ここを擦りますと……ほらっ、ここが感じるんですな。
自分の意志とは無関係に、勝手に身体が動いちゃうんですよ。
そうだよなぁ、お嬢ちゃん。……ほれほれ……」
身体がビクビク震えるのが自分でもわかります。ご主人はそれが嬉しいようで、何度も刺激を繰り返すのです。
「ねえ。私にも触らせて……。
あっ、そうだ!皆さんもさわってみません?」
山口さんの奥さんの提案で、みんなが順に、交代で膣の中に指を入れてきます。
それぞれ、私の表情と震えを見て、納得がいくまで探ってくるのです。
みんなは、十分に私のGスポットを確認できたようです。