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悦子の悲しい想い出
【SM 官能小説】

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悪夢のはじまり-3

 金曜日の夕方、5時過ぎに例の産婦人科に着きました。
 この時間、待っている患者さんはだれもいませんでした。受付の係の女の人から、いろいろと指示されました。
「それでは、更衣室で手術衣に着替えて下さいね。下着はブラジャーもパンティも外して、手術用のパンティ一枚だけになって下さい。そして着替えたら、準備ができるたらお呼びしますから、奥の部屋で待っていて下さい」
私は、ピンクの手術衣に着替えてソファに座っていました。やがては脱ぐのですが、パンティを着けていいといわれたので少し安心しました。

 しばらくするとスピーカーから、階段を下りて地下の部屋に行くように院長の声が流れてきました。
 指示に従って入り口と反対の奥のドアを開けるとそこには階段があり、地下へと続いていました。
 地下に降りると薄暗い廊下の奥に明かりが点いた部屋がありました。

 その部屋に入ると、院長先生がいました。
 そしてパンティを脱いで、ピンクの手術衣だけになって、台に乗るように指示されました。
 私が自宅で読んでいた本には、手術前には必ず排便をしておくようにと書いてあったことを思い出しました。
「あの、トイレに行ってきてもいいですか」
「ああ、行かなくてもいいよ。……すぐ終わるから。……さあ、乗って……」
「でも、オシッコが出るかもしれないんです」
「いいから。……出そうになったら、いつでもトイレに行かせてあげるから」
「でも……」
「さあ、時間が無いんだよ。あなたも早く済ませて帰りたいだろう?」
 少し心配だったのですが、有無を言わせない口調と、いつでもトイレに行かせてくれると言う言葉を信じて、そろそろと台の上に乗りました。
 台の頭の上には手すりがあり、そこには吊り輪のような“握り”が付いていました。
「まず、その吊り輪を握るように……」
 院長先生は、そういいました。
「あの、固定するんですか」
「ああ、そうだよ。暴れる人もいるんでね」
 私が輪を握ると皮のベルトで手首をしっかりとリングに固定しました。もう手を自由に動かすことができません。
「じゃあ、左右の足をそれぞれ足台に乗せて……」
 そして、院長にいわれました。
 私は、そのときパンティをはいていないこと思い出しました。
 足を挙げることをためらっていると、院長先生は私の恥ずかしさを察したかのように、股間の翳りの上にガーゼをそっとおいてくれました。秘裂全体を隠すには不十分な大きさだったのですが、ガーゼのほのかな暖かさを感じた私は、これで羞恥心は無くなりました。
 私は安心して足を高く挙げることができました。やがてはガーゼがめくられてしまうのに、女って不思議なものですね。
 両足も、すねの部分がベルトで固定されました。
「じゃあ、準備するからそのままで……」
 そのあと院長先生は部屋を出ていきました。

 そのままの姿勢で5分ほど待ちました。手術の準備をしているのだとすっかり思っていました。なんとなく私はバリ島の出来事を考えていました。
(いやだぁ……)
考えているうちに秘裂の内側にドクッと蜜が溢れてきたみたいです。
(早くしてほしいわ。蜜が溢れてくるのがわかると恥ずかしい)
 恐ろしいことが始まったのはこの後からでした。


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