こ、こんちわー、おじさん(汗;;-2
パンパンパンと白粉を塗ったくって、眼え引ん剥いて付け睫する母ちゃんの後ろ姿。劇甘の強烈な香水の匂いが漂う中を、化粧が終わって一服の母ちゃんの煙草の白煙。濃茶色のくりくりパーマの頭はまるでアフロヘアー。茶髪なんか飲み屋の女ぐらいしか居ねえ時代。オラが低学年の頃はこれで学校の参観日に顔を出してた。赤い口紅にショートピースか、若葉かしんせいか、そんな銘柄の煙草の時代。煙草の先がポォーと赤くなって、口の中いっぺいの煙がスーッと呑み込まれると、反転細めた口からフゥーーっと吐き出す白煙。鼻の穴に漂う煙もスゥッと消えて、口からフゥーーとまた吐き出され。オラはそんな母ちゃんを、漫画見てる振りこいていつも観賞してた。鏡台の前に座ってるそんな母ちゃんはオラにとって、格好の性の対象であり勃起材料を提供してくれる存在たった。寝間着を脱いだ肉付きのいい背中、重量級の爆乳が揺ら揺ら、それをドでけえブラジャーに納めて上は完了。パンツを脱いで履き替える間は一瞬。下も完了。正装終わったバーの熟練ホステスさんが、押し入れの引き出しに仕舞ってあるコンドームをハンドバッグに入れてるのを、オラは見逃さなかった。母ちゃんの蛇皮のハンドバッグには、いつも４つぐれえは常備されてたコンドーム。
『行って来っから、ストーブの火、気を付けれな』つて、劇甘な香水の匂いと煙草臭を残して家を出る母ちゃん。外で待ってた男の車に乗ってご出勤。部屋の隅っこに脱ぎ捨てられたパンツの股布に糞汁が。その臭いを嗅ぎながら皮被りの小チンポ握って、漫画の見開きページに射精するオラ。早く大人になって、あの繁茂したダンベの毛えを掻き分けて肉饅頭に挟み込んだら、どんだけ気持ちいいんだべかと、妄想する小学５年生。母ちゃんの同僚のケバいオバちゃん達が大好きで、家に遊びに来ると歓迎勃起して便所で余分な精子を廃棄してた５年生。中１の時に念願の童貞喪失だ、相手は母ちゃんの同僚四十何歳フミ子さん(笑)フミ子さんに都会のモーテルに連れて行かれて、皮をペロッと剥かれてよー、亀頭の溝に白粕あんべよ、それを丁寧に取って貰って..。
ま、その、人生早めの筆卸の件については後で書くとして、とにかく小学校５年生時分が知らないオジさんの出入りつうのが激しくて、家への出入りが激しいつう事は母ちゃんのダンベを貫通する回数も相当なものなんだべなあと、小学５年生のオラは考えていた。母ちゃんに対して、ある種の畏敬の念つうかな、開き直って平気な顔してれば人間つうのは、引け目とか恥ずかしさとか考えないもんなんだなと思った。人から蔑まれても心の持ちようで、別に痒いもんでも痛いもんでもねえもな。オラも大人から虐げられたり子供の間で苛められたりもしたけどもよー、いちいち反応しねえで平気な顔してれば、相手は苛め甲斐がないのか嫌な事をしなくなるしな。ま、オラの場合は陰で陰湿な復讐をするから、何するかわかんねえ怖さがあったんだろうけど。
半農半漁の田舎町の夜の繁華街は、当時の景気の良さもあったんだべなぁ、結構な賑わいだった。早めに店仕舞いする商店街と対照的に遅くまで人が往き来してた。と、言うのはオラが実際夜遊びして歩いてたから覚えてるんだども。夜遊びつったって、仲のいい友達と自転車であちこち徘徊してただけだけどな。オラ、評判の悪いガキだったから、友達の家に玄関から入れなかったからよ、農家の友達の家の２階から忍び込んで。他の友達は玄関から入る。休みの日なんかは大勢で朝まで騒いでた。別に悪さっつう悪さもしねかったけども、煙草はイタズラしたな。中学入ってからは立派な喫煙者だった。仲間内で大ウケする話題はやっぱエロい話で、エロ話になるとオラは一躍大スターになって車座の真ん中にいた。実体験は無えものの、男と女がどうやってヘッペするか、女は何で奇声を上げるか、大人のチンポは皮が剥けて亀の頭みてえーになってっからキトーつうんだとか。一番興味津々で質疑が多かったのが、栗豆の話。女の割れ目には小豆大の肉豆がみんな付いてるの知ってるか？訊くとほとんどが知らねえわ。肉豆の機能と形と使用法を勿体振りながら教えてやると、みんな見た事無い真剣な顔で聞いてる。そんな時のオラはまるで何かの宗教の教祖様のようだった。
そんな知識は盗み見た母ちゃんの裸やヘッペの姿から得たのもあるけどな、当時の母ちゃんの大勢の彼氏の中で優しいオッちゃんが居たのよ。子供のオラにも凄い優しいオッちゃんでよ。ちょうどな、小男情夫と母ちゃんの仲が悪くなってった時期で、喧嘩して母ちゃんが小男情夫に熾烈な暴力を振るわれるんだけど、その相談してたオッちゃんなのよ。相談つったって、やっぱヘッペ漕ぎに来るんだけどよ。