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金 太魔くんの奮闘記
【熟女/人妻 官能小説】

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近所の犬かと思ったら、母ちゃんの遠吠えだったつう話-3

親父は親父で、濃い想い出つうもんはあんまし無えなぁ。冬休みだわなー、正月に親父が帰省するべよ。そして五、六日過ごしてまた出稼ぎ先へ戻るべ。何故だかオラは父ちゃんが帰って来て然程嬉しいつう感情は湧かなかった。ただ、暴君情夫がいねつうのは喜ばしい事だったけどな。母ちゃんと一緒に親父を駅まで送りに行って、レストランで3人、飯を喰うのが恒例行事な。まるで家族のように。家族なんだけど。母ちゃんと親父とオラ。束の間の家族。束の間の母親の笑顔と父親の笑顔。そしてオラの笑顔。胃袋満たされた分だけ、心もあったまる。

さぶぃーっ、しばれるぅーつて、猛吹雪の中を母ちゃんと雪を漕いで家に戻ると、大将軍様が茶の間に鎮座しとったわ。大将軍の情夫様が南京錠の合鍵持ってたんだべ、他人の家に入って茶の間で堂々と焼酎飲んでた。家族水入らずの団欒から、一気に過酷な現実に逆戻りのオラ。オラは男の眼を極力見ないようにして、テレビのスィッチ、パシッ。チャンネルをカチャっと回して、星飛雄馬を見入る。巨人の星にはオラ夢中だったもんな。大好きなテレビを見るそんな時間だけが唯一幸福な子供で過ごせたんだよね。だけども、刷り込みの記憶つうのは刻まれ方が深いんだべなあ。星とかよ、ドリフとかよー、たまに昔の映像見るべ、そしたらな必ず思い起こすのが母ちゃんらの破廉恥な姿なのよ。オラがテレビを見てる後ろでいちゃついてる淫母とチンボの陰影。

背後ではいつもの大人の戯れ模様。聴くとはなしに聴こえる大人の会話。『旦那と何十発やったのよ?』『何十発もやるわけねーべさや』『どら、ダンベ見せてみれ』つうような会話がオラの耳に馬耳東風。情夫は俺らが居ない間何時間も酒を飲んでたんでねえか、呂律が廻ってねえわ。やがて寝部屋へ移動しておっ始まるドンちゃん騒ぎ。でなあオラのある疑問、2人が隔世剤的なもんを嗜好してたんでねーべかと言う想像。想像でしかないけどもよ、何時ものパターン的に昼から部屋籠もりして夜通し大騒ぎ聴きえて。朝方、茶の間で寝てたオラがまた奥の乱痴気騒ぎで目え覚めて、休憩入れながらもまだまだ絶え間のない母ちゃんの凄まじいヘッぺ声。これ尋常なパワーでねえべ。

昼時も過ぎた頃、寝部屋の母ちゃんに呼ばれて襖を少し開けたら、赤ネグリジェ姿で咥え煙草のバカ母。淫母に一万円札差し出されて『腹減ったべ?パンかなんか買って来い。母ちゃんらの分もな。酒(一升瓶)も』言われて。ところが外は猛吹雪だ。誰も歩いてる人いねーわ。それでも行かねえと情夫に何されるかわがんねーから、雑貨屋兼酒屋までようやく辿り着いて買い物済ましてよ、帰る迄に2時間近くかかったんでねえか。早く帰んねーとよ遅いっつってまた怒られっから急いだつもりでも、『遅えーなこのガキ』つて、将軍様に怒鳴られて。母ちゃんに労われる事もなく『お釣りっ』と手を差し出されるだけ。

釣りを渡しながら観察すっと、胡座かいてる男の剥きチンポ。デケえー肉の塊がでれえーんと。アントニオ猪木が着てるようなガウンからこれ見よがしに露出させてる。亀頭がよー大蛇の頭だもんよ。同じくネグリジャンヌ母ちゃんの透けて見えるデカグロ乳首。ヘッペの合間に寝部屋から便所に行くのもこのネグリジェのまんま、熟れ乳を揺ら揺ら大ケツをブリブリ振って、ネグリジェの裾ヒラヒラ。パンツなんか穿いてねえから下腹の暗黒繁茂が透けて見える。こんなのばっか見て育った小学生だから、まともに育つわけねーわ(笑)まともに育たなかったオラのその後の人生は、ボチボチのんべんだらりとお話しする予定。

うちの親父つう人は、自分のダンプさ持って、沖縄から北海道までよー地方をあっちゃこっちゃ行って荒稼ぎしてた時代。だから家に居るってのは滅多になかった。家に帰るのは本当盆暮れぐれえなもんよ。うちの母ちゃんは若い頃から死ぬ迄、生涯現役の(水)商売女だっけど、当時もバリバリ現役のバーの女だもんよ。茶髪なんて珍しい時代に髪染めたパーマの頭、それで煙草をスッパスッパッ吸ってなあんも恥じる事ねえ女だった。ある意味逆に潔いんだども、母親つう自覚もねえし、世間体も常識もねえー女だった。

盆暮れに親父が久方振りに帰って来るつうとよー、母ちゃんが『太魔っ、"オジサン"の事父ちゃんに言ったら、母ちゃん只で置かねえからな分かったか、駄目だでぇ』つて、何回も口止めされて。『なんでっ?』って言おうもんなら、後頭部をすっぱぁーんと叩かれて。

親父の居る間はなぁ、家での母ちゃんは親父に猫撫で声。オラにも気持ち悪ぃぐらい優しくなった。親父が帰省した当日は、茶の間の卓袱台に刺身だの寿司だの、えらい豪勢な食事で。『太魔よ、でかくなったなオメぇ何年生だ?』つうような他人みてえな口利く父親。この父も馬鹿で卓袱台で隠れて見えねーと思ってたのか、ズボンのチャック開けてチンポ出してる風。それを母ちゃんが新聞紙で隠すようにしてニヤニヤと。やりてーならあっちでやれと思ってたら、ホラ来たべ。『太魔、サカイさんとこさ行って、酒買って来てくんねえかや』母ちゃんに言われて家を追い出され..。

セックスつうもんがよー、もうなあ、極身近な存在だったのよ。男と女はみんな仲良くても仲良くなくても、チンポとダンベを合体させてそーゆーふーにヤルのが普通なんだべなと思ってたけどもよ、うちの母ちゃんのようになあ誰にでもやらすもんでは無いんでないべか、と、幼な心に思ってた。今思うに親父も母ちゃんがオトコ遊びしてるつうのはある程度知ってたんだべ。まぁよーヤリマン女の昭和の元祖みてーな母ちゃんだったわなあ。


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