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【スポーツ 官能小説】

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〜 土曜日・愛好 〜-3

 さっそく実演ということで、おさげ髪とおかっぱのBグループ生2人が、並べられたカルタを挟んで向かいあった。 私が知っている『百人一首』では端坐してカルタに望むが、2人は違う。 短いスカートから覗く股間には太い筆が刺さっていて、両手は後頭部で組み両足は大股に開いている。

 読み手役のBグループ生が『むらさめの……』と告げた途端、2人の取り手が同時に動いた。おさげ髪の先輩がスカートからちつまんこをだしながら、足で札の群れを跨ぐ。 併せて股間を右中段の札にもってゆき、クリン、器用に股間に咥えた筆で一枚の札を弾いた。 札には僧侶が印字してあり、おそらく正解の札なんだろう。 おさげ髪の先輩は股間の筆を浮かせながらヨチヨチ動いて弾いた札の所へ行き、屈んで咥えて席に戻ると、自分の横にそっと置いた。 

 次に読み手が詠んだ歌は『ふくからに……』、一字決まりの1つである。 今度も2人が同時に動き、札を跨いで場の真ん中へ腰をもってゆこうとした。 だが、さっきは札の場所が片方に寄っていたからよかったが、今回は丁度中央である。 目当ての札に筆をあてようとしても、2人の身体がカルタを跨いで場でぶつかり、どちらの筆も届かない。 と、ここで読み手が『同着につき、審議はじめ』と宣言した。 途端に取り手の2人の喉の奥から、

『『おっふ、おっふ、おっふ、おっふ、おっふッ』』
 
 奇妙な嗚咽が早口で漏れる。 大股を開いて互いに身体をピッタリとつけ、股間にささった筆をヒクヒクさせながら、真面目な顔で『おっふ、おっふ』とうなる光景は、私の理解を超えている。 しばらく『おっふ』が続いてから、読み手が『審議終わり。 おふった故に下座(しもざ)とする』と告げる。 何か決まりがあるのだろう、得意気におさげ髪の先輩が真ん中の札を咥え、もとの席に戻っていった。

 ここで実演は終了する。 読み手の先輩によると、今回は分かりやすいよう筆を使ったが、他にも『札の上で自慰をし、淫汁を札に垂らす』や『膣に粘着剤を塗り、直につけて札をとる』などの取り方があるそうだ。 他の札に筆や液体を垂らすとお手つきになるため、注意してとるのがコツだという。 お手つきになった場合どうなるのかは、意味深に微笑むだけで教えてはくれなかった。

 紹介のため並んでいる先輩方の列に、ようやく終わりが見えてきた。  登場したのはBグループ生が1人、在籍するのは『ジャグリング愛好会』で、総勢3人のBグループ生がいるとのこと。

 おもむろに取り出したのは白いクラブ。 片方の先端が太く、もう片方が細く、中央がぐりんと最も太くなっている、いわゆる『ボウリングのピン』型のクラブだ。 先輩は5つのクラブを交互に上へ抛(ほう)り、器用に両手で受け止める。 クルクル回るクラブをキャッチするだけでもすごいのに、受け止めたと思ったら投げているので、目にも止まらぬ早業だ。 

 パチパチパチ……。

 まだ紹介の途中というのに、おもわず拍手してしまった。 部活の紹介が始まってから、初めての純粋な気持ちかもしれない。 一瞬『やっちゃった』と思ったが、教官はどうということもない表情で、私を咎める様子がなかった。 それに安心してか、それとも私と同じように驚いたからか、私の傍で数人から小さな拍手が湧いた。 

 先輩はクラブを特別高くなげ、落ちてくる間に残り4つを片手に2本ずつ掴んだ。 そしてその場に尻もちをつき、パカッと足をひらいて股間を浮かす。 落ちてきたクラブの先端が、ぷすっ、見事に先輩の膣へと姿を消した。

 シュッ、足を閉じてクラブが落ちないよう締めつつ立ち上がる先輩。

『ジャグリングは技で人を愉しませつつ、最後の刺激で自分を愉しませる競技です。 2人1組でクリチンポに輪をなげあったり、乳首びんびん丸に這った糸でディアボロを回したり、とっても楽しい愛好会です。 練習で失敗すると顧問の12号先生にきちんと指導してもらえるので、みなさんすぐに上達できます。 一緒に曲芸で愉しみたい方を待っています』

 落ちついたトーン。 美しい肌。 手を水平に胸にあてた、俳優のようなお辞儀。
 パチパチとこれまで通りの拍手をうけて、シュルリと舞台の幕が下りた。 

 ジャグリング。 顧問は12号。 最後はおそらく膣か肛門で落ちてくるものを受けとめる動作。
 決して楽そうじゃないし、そもそも私になんて出来そうにない先輩の動きだ。 それでも私がこれまで見た活動の中で、ジャグリングだけがどこか違う。 理由は上手くいえないけれど……なんていうか、素直に取り組める余地があるような、そんな気がした。

 アナウンスが最後のクラブ紹介を告げる。 出てきたのはマジック愛好会で、素裸になって膣から旗をだしたり、膣でクラッカーを鳴らしたり、膣からウナギをだしたりしていたが――正直あまり覚えていない。 頭の中ではさっきの宙を舞うクラブがクルクル回っていて、舞台を眺めていても心が他所へいっていた。 

 そうして『愛好会』の紹介が終わり、アナウンスが5分間の休憩を告げる。 

 次は『運動部』の紹介だ 


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