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【スポーツ 官能小説】

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〜 土曜日・愛好 〜-2

 続いての紹介は『鉄道研究会』だった。 紹介はBグループ生2名。 部員は総勢6名という。 

 学園が休みで顧問の許可が下りた日は、近郊を走る市営地下鉄や私鉄に乗りにゆく。 車内では学園の生徒に相応しい身だしなみが求められる。 例えば、椅子に座ることが許可された日は、全裸で電車に乗る喜びで自慰しながら、なおかつシートを汚さないよう第5姿勢(まんぐり返し)でシートに座って逆さまの車窓を眺める。 不可抗力で垂れてしまった淫汁は、自分ですべて舐めとらなければいけない。 他にも『乗客が多い時は少しでも邪魔にならないように顧問が運ぶ『トランク』に身体を収めて乗車する』といった身だしなみがあるが、1つ1つゆっくり教えるとのことだ。 

 通常の部活では、列車に対する造詣を、模型を通じて学ぶ。 学園が保管する100の模型に加え、ジオラマ制作を通じて自作した模型を膣または肛門で咥え、形を粘膜で記憶するのだ。 目隠しをして行う『車両当てクイズ』では、膣に模型を出し入れする過程で特徴に気づいて『鉄道名、車両名、型番』をあてる。 外れれば模型に内臓した50Vの電圧がはしるため、入部して1ヶ月ほどで全員が全車両を記憶するのが通例らしい。 
 50ボルトがどんな痛みかは知らない。 だが、100種類を膣だけで当てられるようになるのだから、推して知るべしといえる。 

 ジオラマは部員の身体をつかってコースを組む。 例えば部員の股間を丘にみたてたり、部員の乳首を真っ赤に塗ってリンゴ畑に見立てたり、という具合だ。 と、右のBグループ生が着衣を脱いで仰向けに横たわり、もう1人がテキパキとお腹にレールを並べた。 レールは爪先に始まって股座を渡り、臍を通って乳房の谷間を抜け、最後は口の手前まで並べられる。 そして、用意ができたところでマルーン色の電車が爪先をスタートした。 
 電車はただの模型ではなかった。 電車が進むたびにレールから激しい火花が飛び、レール役の先輩が小刻みに震える。 きっと無理な圧力がかかっているのだ。 股間の上を電車が通るとき、まるで電流に撃たれたようにビクン、先輩が仰け反った。 レールが波うつも、ギリギリ電車は脱線しない。 その先も、臍、胸の谷間と通過するたびに先輩は声にならない呻きをあげて悶えた。 最後に口の手前でゴールした電車を、レール役の先輩が痙攣しながら見事に咥えて止めたところで、鉄道研究会の紹介は終わった。 立ってお辞儀をするレール役の先輩には、火花が散ったそれぞれの場所に、赤黒い線が刻まれていた。

 アナウンスが『手芸愛好会』に出番を促し、伏し目がちなAグループ生が檀上にのぼる。 部員は彼女1人という、こじんまりした部活だった。

 活動内容は『手編み』『刺繍』『ミシン』『裁縫』といった服飾関係全般という。 糸は『合成絹糸』という、伸縮性にとんだ光沢ある糸で、色もあらゆる染付が可能な万能素材だ。 ただし染め付けてから時間がたつと伸縮性が失われる性質があり、縫う直前に染めなければならない。 そこで製作にあたっては、まず膣に染色壺をはめ、壺についた2つの細孔に糸を通す。 その上で余計な染料を落すため、染まった糸を包皮とクリチンポの隙間を通してから、ミシンなり手編みなりで服に仕立てる。 ミシンを使用すると股間への振動が強いため、彼女は『手編み』が好きだそうだが、それとても手を動かすたび膣内を糸が通り、クリチンポを摩擦され、集中力が高まるらしい。

 服は自分用なので、そのまま自分に合わせて袖や襟を縫ってゆく。 だいたい1週間で1つ、新しい服が完成するそうだ。 ここでAグループ生が服を脱いだ。 そこには桃色の糸が網目状に四方へ伸び、まるで縄のように肌に喰い込んでいて、特にふくよかな胸はボンレスハムのように縊れている。 衣装というよりは『戒め』に身を包んだAグループ生は、クリトリスから張り巡らされた蜘蛛の巣にからめとられたような、美しくも儚い姿をみせてくれた。

 愛好会の紹介はまだまだ続く。 次は『カルタ愛好会』だ。 幕があがれば、Bグループ生3人が並べたカルタの後ろで頭を下げている。 部員5名、活動場所は空いていれば和室、それ以外は教室で、カルタの種類は『いろはカルタ』や『慣用句カルタ』から大和古代の『百人一首』まで、幅広く扱っているとのこと。 今日は『百人一首』の源平戦をみせてくれるという。



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