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悪徳の性へ 
【学園物 官能小説】

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〜 潜水 〜-2

「もしかして遠慮でもしてるの?」

「そ、そんなことないです。 ただ、ケースのお掃除もありますし……」

「身体を流してからになさい。 貴方みたいにくっさいままで食堂をウロウロされては困ります。 それくらい考えたらわかるでしょう。 それとも、食堂は汚しても平気だと」

「と、とんでもありません! 申し訳ありません!」

「……立ちなさい。 いきますよ」

 オロオロするB30番に、テンションが下がった。 私的には珍しく、純粋に汚れを落とす機会をつくってあげたつもりなのに、どうも彼女は私と入浴したくないらしい。 変な噂でも聞いているのだろうか? それならそれで構わない。 つい今しがた気が変わりました。 私的にはいつも通りの、楽しいお風呂にしてあげましょう。

 ということで、食堂を出て、リネン室からタオルを2人分はね、浴場へ向かう。 当然更衣場には誰もいない。 マスターキーを主電源盤に嵌めると、真っ暗な浴場に明かりが灯る。 これでお湯からすべて、時間外ではあるが通常通りに使用できる。

「ちょっとだけ待っていなさい。 すぐに脱いでしまいますから」

 教員用の制服上下、下着一式を脱いで、その辺の脱衣籠に抛(ほう)る。 

 チラリ。

 返事がないので振り返ると、裸のB30番は足がカタカタ震えていた。 
 
「さ、おいでなさい。 三助からお願いします。 ちゃんと洗ってから来るんですよ」

「……は、はい」

 私はまっすぐ『ウォッシュコーナー』に。 B30番は手前の『シャワーコーナー』で屈む。 何度見てもバカバカしい態勢――水平に飛んでくる水流に合わせて腰をふり、膣や肛門で受け止める――で一頻り汗を落としてから、私の背後に跪いた。

「失礼します。 三助を勤めさせていただきます」

「こちらこそ。 よろしくどうぞ」

「ありがとうございます」

 そのまま深々とお辞儀すると、B30番はボディーソープを自分の全身に塗りにかかる。 スレンダーな身体は、肌の肌理がいい一方で胸やお尻のボリュームに乏しい。 それでもBグループなのだから、それなりに洗ってくれる。 壺洗いから菊磨き、ウォシュレットから髪荒いまで、一通りソツなくこなしてくれた。

 特にウォシュレットは中々だった。 たいていは潜り椅子に座ったお尻を、下から舌で舐め啜る。 けれど今回、私は敢えて椅子を外し、ダイレクトでB30番の顔に座ってみた。 先に膣だ。 ビラビラでピッタリ鼻と口を覆うよう腰を落とし、一切遠慮なく座ってあげた。 フモフモと鼻息がくすぐったかったけれど、腰を浮かせず待っていたら、狂ったように激しく舐めまわすから、ついくすぐったくて切り上げてしまった。 ウォシュレットの勢いを増したい時は、呼吸を止めるに限る。 肛門を洗わせる時も、思い切りお尻の割れ目で押さえつけてあげた。 やっぱり鼻息でくすぐったいから、ついブリブリッとオナラしてしまった。 奥まで舌が入るように舌を肛門で締め付けたり、ちょっぴり実も出して食べさせてあげたりするうちに、顔が蒼くなって舌が止まる。 急性の呼吸困難症=チアノーゼだ。 膣と違ってお尻は不感症気味だから、ついつい長時間になってしまうようで、これは反省するべきかもしれない。 長時間といってもたった4、5分なのだから、本音を言えば頑張って欲しいところなのだけれど。

 身体を綺麗にしたところで、湯船に入る。 
 寮の湯船は、Aグループ生か寮監しか入れない。 ただし寮監の許可がある場合は、B・Cグループも入浴できる。

 ところで、湯船の底には『鎖付の鉄球』が転がっている。 この鉄球に関しては、寮監たる私だけが使用できる。 B30番の身長を考慮するに、鉄球は『鎖40センチ、20キロ』辺りがいいだろう。 
鉄球の底には赤と青のボタンがついていて、赤いボタンを押すたび5センチずつ鎖が短くなり、青いボタンを押すたび5センチずつ長くなる優れものだ。 あとは表面がセラミック加工されていて、お湯の汚れを吸着する効果もある。 

 ちゃぽん。
 
 肩までつかり、足を延ばす。 42℃ほどだろうか、やや熱めの気持ちいいお湯だ。 

「隣においでなさい」

「……うう……は、はい」

 ちゃぷ……。
 
 促されてようやく湯船に浸かる。 返事は、明らかに澱んでいた。 過去、B30番に風呂の鉄球を嵌めた覚えはないのだが、この使途は知っているようで、大人しく首輪を私に差し出してきた。 

 ニッコリ。 
 自然に笑顔が浮かんでくる。 自分から試練を乞う姿勢は、嫌いじゃない。 湯の中にあってもズシリと重い鉄球から伸びた鎖を、どうにかB30番の首輪に繋いだ。 

「うっ……くっ……!」

 首だけで20キロの重さを支えられるわけがない。 B30番は顔を鎖で底にひっぱられ、ギリギリで口から上が水面にでるも、波立てば鼻まで沈んでしまいそうになる。 目は迫る水面に怯え、中々味わい深い表情だ。



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