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悪徳の性へ 
【学園物 官能小説】

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〜 入浴 〜-4

 ここで『薬用ジェル』を指で掬う。 寮に備えつけの薬用ジェルは別名『粘膜洗剤』ともいい、人の体液と相性がよく、体液と混ざることで洗浄作用に加えて興奮作用も発揮するらしい。 後者は余計だと思いつつ、一度で綺麗にするためにも、私は膣口を大きくあけ、中にたっぷりとジェル注ぎ込んだ。 いかにも薬用っぽい粘り気で、塗った直後、膣内が刺されたように熱をもった。

「あの、手の指を拝借します。 初めに右手の親指をいただきます……んっ!」

 腰をがに股に広げ、先輩の指を自分の膣内に導く。 ジェルと愛液で湿っていたので、先輩の指を根本まであっさり呑み込むことができた。 

「ん……んっ」

 そのまま腰を上下に揺らす。 腰を浮かすときは膣で締め、下ろすときは膣を緩める。 ここにポイントがあるそうで、先輩の手ではなく、自分の身体を動かさなくてはいけない。 相手を静置する立場、自分を動作する立場におくことで、相手への思い遣りを深めるという。 入浴作法そのBの『壺洗い』、左右の手の指計10本を、1本ずつ膣の愛液と膣筋で磨く大切な作法だ。

 どうにか10本終えると、そろそろ腰がキツくなる。 とはいえゴールはまだまだ先だ。
 左手の指を膣に出し入れしたところで、右腕に跨り直す。 先輩の右手の人差し指を握り、私のお尻を先輩に向け、顔だけ振り向きながら頭を下げる。

「そ、それでは、指に残ったジェルを頂きます。 し、失礼します……ふぅんっ!」

 左右の人差し指だけを、再度肛門で洗うという、入浴作法そのC『菊磨き』である。 人差し指は関節に垢が溜まりやすく、皮膚の代謝が盛である。 そのために膣よりも締めがつよい肛門を使い、念入りに垢をとるという作法だ。 個人的には肛門の中は汚くて、洗浄の場にはそぐわないと思うが、私がどう思うかなど1ミリの価値もありはしない。

「はぐっ……あっく……!」

 壺洗いでは上下に腰を振ったが、『菊磨き』では前後に動く。 つまり、先輩には前を指さしてもらった上で、肛門を緩めながら後退して人差し指を咥え、締めつけながら前進して人差し指を洗うのだ。 息を吐きながら後退し、つぷっという感触に耐えて指全体を呑み込む違和感。 尾てい骨が震えるくらい肛門に力を籠めながら、すり足で頑張って前進すると、肛門が捲れそうになる。 そんな無様な前後往復を、左右の指でそれぞれ10往復し、私は菊磨きを終えた。
 
「はあ……はあ……そ、それでは、先輩の持ち物にかからせていただきます! 失礼しますっ……あんむ、くちゅ、ちゅぷっ……」

 肩で息をしながら、私は大きく口を開いた。 薬用ジェルは唾液とも相性がいいらしい。 いかにも薬用っぽい、甘さと苦さがない混じった安っぽい味だ。 口いっぱいにジェルを頬張ると、床に寝そべり、先輩の背中側から潜り椅子ごしに頭を入れる。 先輩は真下から顔をだした私に一瞥すらくれず、黙って正面を眺めていた。

「まえからさひに、ひつれいしまふ。 あんむ……あむ……」

 首から上を持上げ、舌を伸ばす。 目の前に広がる先輩のオマンコ。 食堂でスープを啜らされた時よりも、心なしか赤味を帯びているように見えた。 指で広げたり、クリトリスの包皮をめくるようなことは一切せず、ただただ顔を股間にうずめる。 鼻孔が饐えた金属の薫りをとらえ、そのまま鼻先で陰唇を割り、膣口からクリトリスにかけて何度も何度も舌を這わせた。 口いっぱいに溜めたジェルを舌にまぶして舐めたので、口をひらく都度、ちゅぷちゅぷと淫らな音が響いた。 クリトリスは根本だけ皮をかむっていたが、3度目にペロンとしたときに剥けてくれた。 白い汚れが僅かに残っていたが、私は一切躊躇せず舌で汚れを拭い、一息に呑み込んだ。
 
「うひろにいかせていただきまふ。 えんむ……えあ……えう……!」

 身体ごと潜り椅子の奥に戻り、今度は先輩の菊の蕾に舌をうつす。 といっても、肛門は膣とちがって簡単に舌は入らなかった。 ジェルをたっぷりまぶしてようやく、舌先だけ滑り込む程度だ。 初めて間近で他人の肛門を見た驚きを実感する余裕はなく。 とにかく舌を窄め、ねじこむようにしてほじり、舐めた。 ジェルの味を、しょっぱく濁った例の味が浸食した。
 自分の食の入口たる舌で、他人の内臓を味わい、受け入れる。 相手が出すものをすべて受け入れる姿勢こそ、洗う立場には求められるという。 口で前後の穴を掃除することを、入浴作用そのC『ウォシュレット』というらしい。



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