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空の下
【ファンタジー 恋愛小説】

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空の下2〜カインの剣-2

『何度言ったら解るんですか?私は元天使です。今はカインのせいで堕天使です』
取りあえず説明するとカインは悪魔で人間じゃなくって、エミリアは堕天使で人間じゃないと言う事だ。
「あれは事故だろうが俺は知らん」
『なにが事故ですか?あれは……あぁもう!私があそこでコケただけでしょう?私も知りません』
まぁそこら辺の事は後々説明するとしよう。
「ドジっ子がクックック」
声を押し殺してカインが笑っている。
そんなカインを見てエミリアは本気で怒った。
『呪いますよ?』
目は笑っているが声は図太い。
「すまんこれで許せ」
そう言って突然カインはエミリアにキスをした。
まぁこれは魔力をわたしているのだが…
『まったく…今回だけですよ?』
エミリアはそう言うがほほが紅潮している。
流石にサラがいる前では恥ずかしいのだろう。
寝ていてもだ。
「真っ赤だな」
『もうっ!』
そう言うと剣に戻って行った。
「ふぅ…そろそろ行くかな…」
そう言ってカインはサラを起こした。
「ん…おはようございます、出発ですか?」
「あぁ早くしろ」
どっこいせ!とまるでオヤジのような声を出しながらカインは立ち上がった。
「えっとさっき女の人の声が……」
突然サラがそう言いカインは飛び上がるほど驚いた。
荷物のおかげで飛び上がらずに済んだのだが。
「知らん」
そう言ってカインは走り出した。
荷物が重いが止まる気は無い。
「あ!まって下さい!」
「知らん知らん知らん知らん知らん俺は何にも知らん!」
「?」
カインの叫び声だけが空に響いていた。
カインの顔は真っ赤だったと言う。(サラ談)


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