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悪徳の性へ 
【学園物 官能小説】

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〜 補習C 〜-3

「……」

 必死に叫ぶ少女に代わってモニターに映った映像は、同じ新入生で、入学式前から早速補習を受けている別の生徒、Cグループ1組の50番だ。 学園の教官に対して『反抗的な眼つき』をした件で、比較的難易度が低い『プログラムC』を与えている。
 
「っ……っ……」

 50番は眼を腫らして、虚ろな視線をさまよわせていた。
 服装は、当然だが、全裸。 いや、正確にはピッチリしたラバー製の細い下着をしている。 床に敷いたマットの上で仰向けになり、手足をだらんと伸ばしており、寝る姿勢と異なる点は、両手両足をひとくくりに枷でくくられ、天井からぶら下がったフックに吊るされているところだろう。

 口には箝口具。 プラスチックの円筒を咥えさせられた上から、さらに黒ゴムの猿ぐつわを、加えてインフルエンザ用のスッポリと口・鼻を覆うマスクのような器具が取りつけられていた。 その医療器具を思わせるマスクは金属製で、ピッチリと肌に密着している。 黒ゴムの猿ぐつわといえば、唇までゴムで覆われていて、円筒を介さずに歯の隙間などから息をすることもできない。 円筒自体も直径6cmはあろうかという太さで、口はめいいっぱい広げられていた。 

 口と鼻を覆うマスクには透明のチューブが連結し、手足の間を縫って、自身の股間で二股にわかれている。 枝分かれしたチューブの片方は小指ほどの太さ。 ゴム下着をぬって陰唇の隙間にささっている。 もう片方はトイレットペーパーの芯ほどの太さ。 股間を回って肛門にふすりとささっている。 チューブは皮膚用接着剤で固定されており、解薬なしには外せなかった。 

 この姿勢を取り始めてから丸1週間。 はじめは懸命に抗っていた50番も、すでに心は折れている。 その証拠に、手足をほどこうと暴れたあともなく、悲しいほど静かに、与えられた姿勢に甘んじている。 

「……」

 50番の下腹部が十分に膨れ、身体を細かく震わせているのがモニター越しに見て取れた。

 そろそろ頃合いだ。 

 席を立ち、ガチャリ、50番がいる小部屋を開ける。 

「っ!」

 あたしをみるなり、虚空を彷徨っていた50番の瞳に生気が戻る。 必死で何かを訴え、ただただ慈悲を請う負け犬の瞳だ。 

 目は口ほどに物をいう。

『私は言いつけを守っています! 今なら私の排泄をご覧にいれることができます! 言いつけ通り、だらしなく大小便を垂れ流すことなく、丸1日ずっと我慢しています! 温情を願います! 一刻も早く排便許可を願います!』

「ウフッ」

 50番の視線が必死すぎて、つい頬をほころばせてしまった。

 50番という、ショートカットでみるからに活力ある少女にあてがっった『プログラムC』。

 チューブによって尿道・肛門と口・鼻を連結するという、いたって単純なプログラムである。 ただし最初に特殊な下剤をまぜた流動食を大量に流し込んだ上での話だ。 この下剤は持続性に富み、人によって効果は異なるが、平均20日間継続して痛烈な便意を促し続ける。 たまらず排泄すると、フックによって腰を浮かされている50番のチューブを通り、自分の排泄物がマスク内部に殺到し、円筒を通って喉に注がれる。 円筒によって抑えられた舌は使えないので、排泄物を食すまいとするならば、喉手前の筋肉で流入をとめるしか術はない。 しかし、流入を止めると排泄物は円筒から溢れ、今度はマスク内部を満たすことになる。 マスク上部にはメッシュの通風口があり、通常は呼吸に不自由がないのだが、排泄物で満たされたなら話は別だ。 鼻腔まで汚物でいっぱいになれば呼吸ができるはずがない。 つまり排泄物を飲み干し続けない限り、50号は窒息する寸法だ。 


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