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爛熟女子寮
【学園物 官能小説】

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爛熟女子寮(6)-3

「ねえ、お願い。これ入れて」
「なにこれ、どうしたの?まさか、先輩の……」
「ちがうわ、買ったのよ」
サリーと絵理のやり取りに気だるい体を起こすと、サリーがディルドを手にしている。

「どこで買ったの?」
新宿のある一画に性具の専門店がいくつかあるという。
「店に入ったの?」
「そうよ。女の客もいたわよ」
「あたしにはできない」
絵理が呆れた顔でいう。
(サリーったら……)
あまりに奔放なので笑ってしまう。
 心配だったのは玲奈だ。昨夜のことがあるので気になったのだが、自ら手を伸ばして握る姿を見てほっとした。
(みんな本音は興味があるんだ……)

 私も加わって、ディルドは玲奈から絵理、私へと渡った。
「柔らかいけど弾力があるんだね」
「ふにゃふにゃじゃ入らないじゃない」
「こんな大きいの、入るの?」
私は実物を見るのは初めてなのでまじまじと眺めて何度も握りしめてみた。
(先生のはこんなじゃなかった……)
半透明の白っぽい色で、何となく色合いが求肥の感じ。亀頭部は大きく張り出して、幹の部分は波型に凹凸がついている。いかにも作りものだが、
(これが感じるのかしら……)

「男の人のって、こんなに大きいの?」
怜奈が真剣な顔で言った。
「作り物だからよ。中にはいるかもしれないけど」
サリーはすでに仰向けになって脚を上げ、濡れそぼった割れ目を露にして待っている。

「いれて……」
「じゃあ、いくよ」
手にしていた私がその役になった。
 開いた楕円の下部に膣口が覗いている。軽く先端を押しつけて蜜を塗った。亀頭は入口よりかなり大きく、亀裂が塞がれるほどもある。これで入るのかと思いながら、少し力を加えるとぬるっとめり込んで陰唇が花開いた。
「あう……」
サリーは伸びをして身構えた。
「すごい……」
絵理と玲奈は私の左右から覗きこんで息を呑んで見守っている。私だって内心どきどきである。

 いったん引き抜いたのは棒の部分に蜜が絡んでいないのでスムースに入っていかなかったからだ。私はディルドを咥え、幹にも唾液をまぶすとふたたび差し込んだ。絵理と玲奈は目を瞠っていた。

 こんどは滑らかに秘唇が裂け、蛇が獲物を呑み込むように入っていく。
「うわ、入っちゃう……」
「入っちゃう……」
玲奈たちは驚きの声を洩らしたが、私もびっくりしていた。
 なかほどまで納まると、サリーは私たちを見上げた。
「これ、いままでのよりいい。本物のペニスに近い」
そう言って喉の血管を浮き上がらせて息ばった。
 私はいっぱいまで埋め込み、引き抜き、そして速度に変化をつけた。

「くうう!」
サリーの両手は毛布を掴んで快感に悶えている。おなかも波打ち続ける。太いディルドが力強く性器を押し開く様相を見ていると言葉も出ない。膣口は幹いっぱいに広がって丸くなっている。私の体もまた『体感移入』で昂奮してきた。
(そうだ)
この『ペニス』は果てることがないのだ。いつまでも雄々しく貫き続けるのだ。

「ああ!イク!イク!」
折った膝がぐんと伸びて絵理と玲奈が慌てて脚を抱え、私はフィニッシュとばかりにずぼずぼと攻めた。
「くぅーん」
鼻にかかった奇妙な声。サリーは電気ショックを受けたみたいにピクピクと痙攣した。
(すごい子だわ。さっきイッタばかりなのに……)
引き抜く時、ねちねちと襞がめくれた。

 べっとり濡れたディルドを見ていたらむずむずとしてきた。
(入れてみたい……)
私は先端を試しに宛がってみた。局部全体が圧されている感じである。回してみると、膣口が広がりかけた。
(入りそう……)
でも、ためらっていると、
「志乃ちゃん、してあげる」
にじり寄ってきたのは玲奈である。目が真剣。ディルドの根元を掴むと一気に突かれた。
「うう!」
胎内まで響いた衝撃でそのまま倒れた。
「玲奈」
手加減がない。それに予想を超えた太さと硬さに驚いた。痛くはないけど股間が広がって圧迫ばかりで感覚がよくわからない。

 玲奈は興奮と好奇心に満ちた目を吊り上げて激しく抜き差しする。決して気持ちのいいものではない。
(硬すぎるし、大きすぎる)
サリーはいいと言ったけど、私は不慣れなせいか合わない気がした。ぐりぐりと当たる波形も妙な感触だった。
「玲奈。もういいわ」
彼女の動きを制して自分でゆっくり抜いた。弾き出されたとたん、股関節が楽になった。

「さあ、次は誰?玲奈?絵里?」
サリーが調子に乗って2人の肩に手を置くと、怜奈がやや強張った表情で私に視線を送ってきた。そして意を決した言葉。
「あたし、入れる……」
(まさか……)
「本気?玲奈」
訊き返しながら私はさほどの驚きを覚えなかった。ついさっきまで彼女の気持ちを気遣っていたのに何だか醒めていた。思えば4人とも全裸ですべてをさらけ出して愛欲にのた打ち回っているのだからどうってことない。そんな心境になっていた。

「そうよ。やっちゃいなさいよ」
サリーははしゃいで後ろから玲奈のオッパイを揉んだ。
「うん。あたし、大人になる」
由希の挿入がどうやら不完全だったようなので彼女としてははっきりさせたかったのか。サリーと私の生々しいディルド挿入を見て刺激を受けたのだろうか。怜奈にためらいは見られなかった。みんな感覚が麻痺しておかしくなっていたのだ。

 仰向けになるなり、玲奈は私たちの真似をして膝を抱えてM字に開いた。
(すごい、濡れてる……)
ずっと脚を閉じていたから溢れた蜜が泡立って薄い秘毛はべっとりと陰唇に張り付いている。
 小柄だからといって性器も小さいとは限らない。まじまじとその全貌を見て、十分『大人』だと思った。デルタの膨らみは幼く見えるが、内側の唇などはサリーより厚みがある。黒褐色の色具合と形状はアワビのように濡れ光っていた。


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