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爛熟女子寮
【学園物 官能小説】

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爛熟女子寮(6)-2

「ああ……」
感じて身を硬くしたところを乳房を掴まれ、さらに耳に口づけされた。ぞくっとした。
「ちょっと……」
言いかけた口を唇に塞がれてそのまま仰向けにされた。
(こんな、いきなり……)
さらに、
(え?……)
サリーではない手が脚に触れてきて摩りはじめた。
(絵里?玲奈?どうして?)

「待って……」
起き上がろうとするとサリーの胸がむにゅっと重なって、濡れた唇が妖しく微笑んだ。
「順番に楽しむの。最初はあなたよ」
「それは……」
そのつもりではいたけど、
「どういうこと?」
「3人で決めたのよ。あなたから愛してあげるわ。いいでしょう?」
サリーに乳房を揉まれ、力が抜けていった。

 私の脚を開いたのは玲奈と絵理。ねちっと音がした。
(ああ……全部見られてる……)
「きれいな形ね。左右対称」
絵理の声だ。
「色もきれいよ。あたしこんなによく見たの初めて」
玲奈だ。元気になってる。
「誰だってそんなにじっくり見たことはないわ」
乳房から離れたサリーが加わって私の花園は3人に覗かれ、恥ずかしさが蜜を絞り出す。
「あ、溢れそう」
「これがクリトリスね」
「硬くなってる」
玲奈の呟くような言葉のあと、指が触れてきて思わず声が出た。
「ああ……」
その反応が合図のようになって3人が群がってきた。

 サリーはふたたび乳首に取りついて舌で転がしはじめる。
玲奈はクリトリス。指はくるくる回転する。乳首の快感は秘部を刺激するものだが、怜奈がじかに触っているので両方が噴火してマグマが洩れ出しているようだ。
 もうじっとしていられない。その上絵理の舌が足首から太ももを線を引くように這っている。
(ああ、たまらない……)
「だめ、感じちゃう」
口走った言葉が3人を刺激したのか、行為はさらに加速された。乳首は吸われ、突起は小刻みに圧迫される。
「ああ!」
このまま一気に……道が見えた時、突然サリーが離れ、玲奈の動きも止まった。
(どうしたの?)
体が浮いたまま漂っている。そんな感じと共に中断された快感がほんわかと綿あめみたいに体内にこもっていた。

「ふふ。感じてるでしょうけど、交代よ。みんなで順番。少しずつ盛り上がるの。次は誰にする?」
「私が決める」
仕返しとばかりにサリーに抱きついた。
「ああ……佐伯さん」
火照った体をくっつけた。
 乳房に頬ずりをしてから突起を口に含んだ。玲奈たちもサリーの下半身に重なった。
「オオ、いい、いい!」
体をくねらせて自ら大きく開脚していく。
「すごい……」
2人は局部に顔を寄せて言った。
「茶髪だ……」
絵理の息をのんだ声を聞いて私は体がかっと熱くなった。
(2人がサリーのオマンコを見てる……)
かつて口にしたことのない淫らな隠語を頭に浮かべて昂ぶった。そうだ……
(絵里……)
まだ見ていないのは彼女のだけだ。そう思ったらどこかがぷつんと切れたみたいに頭が混乱した。
「絵里」
サリーから離れた私は絵理に襲いかかった。そんなに荒々しい動きではなかったが突き上げる想いは激しかった。

 抱きしめてキスをしながら押し倒していった。唸りながら舌を吸う。そして胸から下腹部へと性急に移動した。昼間の昂奮が尾を引いている。
(絵里のが見たい!)

「ああ!志乃ちゃん!」
白くふっくらした絵理の大事な部分を開き、裂け目に口を埋めていった。
(ああ、絵理の匂い!)
少し蒸れた感じだけどいやじゃない。むしろ汗っかきの彼女らしくて昂奮する。とにかく柔らかい。たっぷりの液がぺちゃぺちゃ音を立てる。

「ううーん、うう……」
絵理の呻き声が遠く聴こえるのはむっちりの太ももに挟まれて耳が塞がれているからだ。
「志乃ちゃん、してあげる」
突き出している私のお尻に怜奈が被さってきて、
「ウッ」
割れ目に舌が入ってきた。
(玲奈!)
拙い動きでお尻の穴まで舐めてきた。
(ああ、だめよ)

「あたしも舐める」
「うう!」
玲奈の呻きだ。ということはサリーが吸いついたようだ。頭に光景が浮かぶ。4人がオーラルの数珠つなぎになっている。
 もうあとは誰彼の区別はなくなった。

「志乃……」
「絵里」
「サリー……」
「玲奈!」
いつかみんな名前を呼び合っていた。呼ばれると抱き合い、相手に身を任せて愛撫を受ける。2人きりとちがい、4人の熱い肌が代わる代わる触れ合い、指や唇が不意をついてくるのだ。匂いも感触もそれぞれ微妙に異なる。快感の道はひっきりなしに分岐する。サリーのオッパイを舐めていても、可愛いお尻が手に触れて、
(あ、玲奈だ……)
そして玲奈に惹かれて絵理の間に割り込むとカップルの絡みが少しずつ解けていく。
「玲奈」
「志乃」
彼女が甘えて私の胸にすっぽり納まる。するとサリーは絵理を求めて移動していく。

 繰り返されるとろける感覚。溺れそうになりながら喘ぐ……喘ぐ。快感の中に埋没しかけたと思ったら浮き上がっている。
 なんという官能の世界。……

「イク!」
最初に声をあげたのはサリーである。やっぱり4人の中では一番成熟しているのか、没入のコツがわかっているのか。
 見るとブリッジの格好で下半身を迫り上げ、絵理が指を差し込んでこねていた。気をとられていたら怜奈が私に差し入れてきた。ズキンと奥まで響いた。
「玲奈」
「志乃ちゃん」
むしゃぶりついた玲奈の指が内部を攪拌した。
「あ、玲奈、いっちゃう!」
キューンとおなかが絞り込まれてあっという間に駆け上がった。
「ああ!」
突っ張って、突っ張って、凄まじい快感に見舞われた。閉じた瞼の裏が真っ赤に見えた。




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