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爛熟女子寮
【学園物 官能小説】

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爛熟女子寮(3)-2

 玲奈は片手を股に当て、もう一方の腕で胸まで隠して湯船から上がった。小さい膨らみも気になるらしい。美和子の豊かな乳房を目の当たりにしたのでよけい劣等感を感じたのかもしれない。

「杉本さんと須田さんはあたしのところにきて」
由希が甘えたように言う。
「もっと親密になりましょう。洗ってちょうだいね。手で洗うのよ」
私たちは唖然として視線だけを見合わせた。すぐに動けなかった。

「佐伯さん、洗ってね。あたしも後で洗ってあげるから」
(いい、そんなの。自分でするわ)
 私は手にシャンプーをつけると美和子の背中を擦りはじめた。それがきっかけで玲奈も美和子のそばに腰を落としたものの、どこをどうしていいかわからないようで、私と並んで肩のあたりを擦りだした。すると、
「一人、前にきて。三田さん」
玲奈は困った顔を私に向けた。
 どんな想いだったのかわからないけど、胸を隠すほどコンプレックスがあるのに、堂々たる美和子の肉体に面と向かったら可哀想だと思った。だから、
「私が洗います」
シャンプーを大量に手に取って前に回った。

 実は代わったのは玲奈のためばかりではなかった。何とも妙な心地になっていたのである。美和子の背中に触れているうちにアソコがジンジンしてきて、下腹部が熱を帯びてきたのだった。
 柔らかいもちもちした肌。その感触が伝わって、ほんわかといい気持ちになってきた。他人の肌をこんなに触ったことはない。もっと触れて自分の体を密着させてみたくなってきた。それに、脇を擦った時に美和子の体が微かに硬直したのがわかった。
(感じているんだ……)
そう思ったら疼いてしまったのだった。
(太ももやオッパイを触ったらどんな反応をみせるだろう)
高まる想いと興味が湧いてきたのだった。

 膝からふくらはぎにジャンプ―を塗り、泡をひきのばして肉感たっぷりの太ももを両手を使って丹念に往復した。気持ちの中では洗うというより愛撫のつもりである。
 やがて閉じていた膝が少しずつ割れて、奥の黒い秘境が現われた。
思い切って、しかし、さりげなく、付け根まで指先をすすめた。

(刺青なんてない……)
そうだとは思っていたけど、ほっとして生え際まで迫ってやさしく指を動かした。
「はう……」
美和子の息が洩れて、わずかに体にうねりが起こった。
「佐伯さん、上手ね」
(何が?)と訊きたかった。
感じている。私も感じていた。美和子はときおり目を閉じては恍惚とした表情を浮かべていた。

 由希の喘ぐ声がして、見るとサリーが後ろから抱きつく格好で由希の乳房を洗っていた。いや、揉んでいるといった方がいい。そこだけぐにゅぐにゅして、人差し指は乳首を撫でている。その上サリーは自分の胸を押しつけて、上下運動までしている。
「ああ、それ、いいわ」
前にいる絵理はその様子を手を休めて見入っていた。呆然とした感じではない。由希の反応が何を意味するものかわかっていて、自分も昂奮し始めている顔に見えた。
 美和子も彼女たちを見ながら腰をくねらせる。じっとしていられないようだった。

「う……」
急に顎を上げて呻いた。美和子の脇の下から小さな手が伸びていて乳房を掴んでいた。
(玲奈!)
信じられなかった。子供のような玲奈が美和子に抱きついて、しかもサリーと同じように自分の胸を押しつけているのだ。美和子の肩越しに覗いた顔は紅潮して忙しそうに口で息をしている。

(おかしくなってる……)
どうしちゃったんだろう。私もおかしくなっていた。考えてるより先に両手は美和子の股を撫でて、さらに脚の間に自分の体を割り込ませようとしていた。
(あ……)
私の背中に美和子の手が回り、軽く引きつけてきた。このまま近づくと抱き合うことになる。玲奈の顔が目の前。彼女は口を半分開けたままうっとりしている。陶酔の表情である。
(もう、セックスの境地……)

「あう!」
由希の嬌声が響いた。
「白幡さん、ここではだめよ」
美和子は我に返ったように私の腕を引き離して言った。少し息が上がっていた。
「ありがとう。今度はあたしたちの番よ」

 立ち上がった美和子。由希もふらふらと腰を上げてサリーを座らせた。美和子と由希が私たちを洗ってくれるのだった。
「三田さんからね」
言われるまま桶に座った玲奈は股間を隠しもでず、むしろ大きく股を開いて露にした。意識してのことではないだろう。羞恥心がなくなっていたのだと思う。

 薄い陰毛を頂いた秘部は愛らしくも子供ではないことを示すように妖しいピンク色を覗かせている。小柄な割には亀裂は大きめで、内部の唇は飛び出していた。

「ヒッ!」
悲鳴がして、振り向くとサリー。彼女は由希に後ろから抱えられて乳房をもみくちゃにされていた。感じやすいのか反応がすごい。上体をくねらせて腕を伸ばし、前にいる絵理に縋ろうとしている。私は煽られている自分を感じていた。

 玲奈の胸はレモンを半分にしたくらいの大きさしかない。その可愛いオッパイが美和子の手に包まれ、押しつぶされ、乳首を摘ままれている。
「はあ、はあ……」
小刻みな息の乱れが痛々しい。

 私も玲奈のお尻を洗った。美和子と比べると何とささやかなことか。それでも感じていることに私は昂奮した。
「先輩、私も洗ってください」
思わず口走っていた。
「それじゃ3人で洗いっこそましょう」
玲奈を抱え、私の腕を取って立ち上がると、
「さあ、きて」
どうするのかと思っていると、スクラムを組むように体を寄せてきてボディを擦りつけだした。
(あ、これ、気持ちいい)
手はあちこちに動いてまさぐり合う。
くねくねと動いているうちにそれぞれ位置が代わって、玲奈をぎゅっと抱いたり、真ん中になって挟まれると柔肌が何ともいえない心地よさだった。
「ウォッシュダンスよ。仲間の儀式よ」
私は朦朧としていた。


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