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透明な滴の物語V
【同性愛♀ 官能小説】

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小さな町の夜-10

この処理に難儀することは分かっていたが、それでも看護師は幸せな気持ちだった。

千帆はしゃがんだまま立ち上がれなかった。
急に羞恥心が襲ってきたのだ。
看護師やコーチと顔を合わせたくない。
自分が出したものとは思えない悪臭が恥ずかしかった。
大量の便、それがこの大騒ぎの原因だったのだ。
(はずかしい…)
お腹の痛みは嘘のようになくなっていた。
しかし、身体の回復がかえって恥ずかしいような矛盾した感情をともなった。

そしてもう一つ。
立ち上がれない理由があった。
お腹の開放感と比例するようにある快感が千帆の中で広がっていたのだ。
(膣の奥がまた湿っている…)
腸が軽くなった開放感とともに、子宮の奥で熱く拡がる快感があった。
興奮で膣の奥がジンジンする。
「あぁ…」
千帆はため息とも快感ともつかない声を漏らした。
まだ経験は浅かったが、千帆は自分の股の間にある真珠を思い切り擦りたくなった。
開放感と興奮で、腰が抜けたように立ち上がることができない。
やがて看護師が手を貸しに来るまで、千帆はそのまま余韻に浸っていたのだった。




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