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野郎共のワールドカップ
【スポーツ 官能小説】

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衝撃の事実-4

阿川さんの行動はとても早い。
もう服を脱いでしまった。
俺の心はそこまでは準備できていない。
「阿川さん、まだ昼間ですよ!」
「ウメ、ゴールのチャンスは多くないんだ。決めれるチャンスに決めないとダメだ!」
鬼の形相で突っ走る。
男らしい。
そんな阿川さんだからこそ俺は憧れているんだ。
「ほら、俺のを触ってみろ」
阿川さんは無防備にさらけ出す。
それはもう既にシュートチャンスを窺っているようだ。
俺は近藤さん直伝のボール回しを試す。
日本代表に選ばれるためには必須のテクニックだそうだ。
「おおう、良いぞウメ。想像以上のテクだ・・・」
そう言って阿川さんは俺のテクを受けながら俺のマイボールをタッチしてきた。
相変わらずのすごいテクだ。
気持ちが乗ってきた俺もシュートエリアに入っていく。
お互いのフィールド上で激しい競り合いが始まる。
右サイド、左サイド、中央で攻守を入れ替えながらヒートアップしていく。
俺はもうシュートを打ちたくてうずうずしてきた。
阿川さんも同じだ。
「ウメ、いいぞ。シュートチャンスだ。俺にゴールを決めてみろ!」
「い、いいんですか?阿川さん」
「真一でいい。思う存分撃ってみろ!」

俺は真一さんの後ろに回りこむ。
これがペナルティエリア、そしてその奥にあるゴール。
固唾を呑む。
俺は極限までヒートアップしていた。
「い、いきます!」
「おう、どんとこい!」
ズズズズズ
恐る恐るペナルティエリアに入っていく。
するとほとんど抵抗なく入っていけた。
それは文字通り、奥の奥まで。
「いいぞ、ウメ。良い攻めだ。」
ゆっくり揺さぶりを始める。
熱い。
凄い熱気だ。
それはまさに満員のオールド・トラッドフォームの熱が伝わってくるようだ。
「ううわぁぁ」
世界レベルの快感に俺は耐え切れずたまらずシュートを放ってしまう。
「いいぞ、熱いぞ。ハァハァ」
俺の会心のシュートは真一さんのゴールマウスを捕える。
強烈なゴールの余韻がゴールマウスから滴り落ちる。
「ウメ、良かったぞ。今度は俺の番だ。」
そう言って真一さんは俺に唇を重ねてくる。

今度は真一さんに背を向けて四つん這いになる俺。
マジマジと見られて恥ずかしい。
ここに来て真一さんはしたたかに慎重な攻めに転じる。
繊細なボールタッチで完全に支配される。
「いいか?いくぞ?」
ここで真一さんはシュート体制に入った。
メリメリッ。
真一さんがペナルティエリアに入ってくる。
俺のディフェンス陣が激しく抵抗する。
真一さんの侵入を易々と許さない。
「ウメ、力抜けよ。」
中央突破を一時断念した真一さんはその口で左サイドから攻めてくる。
滑らかで温かい感触は俺のディフェンス陣を揺さぶるには十分だった。
隙を見せたディフェンス陣に対し徐々にエリアを広げていく真一。
侵攻が止まれば今度は右サイドに転じる。
左右に揺さぶれてペナルティエリアのディフェンスはズタズタだ。
とうとう奥まで侵入を許してしまう。
「う、うあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛」
なんとも言えない感触がゴールマウスに広がる。
これが、気持ちいいのか。
こんな感触は初めてだ。
「いいぞ、動くぞ」
ペナルティエリア最深部に侵入した真一さんはそこからゆっくりと暴れだす。
縦に激しく、時に緩やかに。
あまりの刺激に意識が飛びそうだ。
真一さんは平然とこの刺激を受け止めていたのか。
なんて人だろうか。
激しい攻めはヒートアップしてくる。
真一さんの手が俺の局部を刺激してくる。
シュートチャンスが巡ってくる。
「ああぁ、ウメ、ウメ!行くぞ!!」
真一さんの強烈なシュートが俺のゴールネットを揺らす。
その瞬間、俺ももう一度シュートしてしまった。
真一さん、やはり凄い人だ・・・。
「ウメ、どうだった?よかったか?」
「はい、これで俺も日本代表の一員になれたと思います・・・」


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