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疼くの……
【熟女/人妻 官能小説】

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焼けちゃうよォ-1

 健吾が問題を解いている間、私は少し後ろで待っている。三十分ほどかかるだろうか。細身の後ろ姿を見つめていると、閉じた裂け目がじわじわと湿ってくる。
(贅肉なんてまったくないんだろうな……)
逞しさは感じないけれど、日に日に伸びていく若い力が伝わってくる。痩せているから項が長く見える。それに丸い坊主頭。巨大なペニスを想像した。
(馬鹿なこと考えて……)
また疼き出してしまった。

(この子とセックスしたんだ……)
あれから授業に来るたび思い出すけど、何だか夢だったようにも思えてくる。でも挿入の実感はまだ体のどこかで憶えていて、折にふれ硬い感覚が甦る。
 健吾はあれから微塵もぎらぎらした目を見せない。ジャージの股間を観察しても勃起していないようだ。毅然とした秀才の脳神経は理解できない。それとも私に魅力がないのかしら。考えてみればこの子から見ればオバサンだ。オナニーするって言ってたわね。
(アイドルみたいな子がいいのかな……)

「え?」
急に健吾が振り向いたので思わず声が出てしまった。
「もう、終わったの?」
「はい」
まだ二十分も経っていない。
「じゃ、答え合わせしてみようか」
椅子から立ちあがると、
「先生、知りたいことができました」
「どこかわからないところ、あった?」
「いえ、セックスのことです」
「セ……」
思わずドアに目をやった。階下には母親がいる。

「ちょっと、何言ってるの」
「興味を持ったことは出来る限り早く理解しておく。それが合理的です。勉強も進みます。ですからお願いします」
一方的なのに涼やかな目で見つめられて、
(いやだ……)
じゅわっときちゃった。……

「でも、何が知りたいの?」
「はい。体位です」
「タイイ?」
「セックスの体位です。いろいろあるんですね。知りませんでした。それぞれ感じ方がちがうようですね。ネットで見て試してみたくなりました。ぜひお願いできないでしょうか」
「お願いって、健吾くん……」
疼きながらも慌てた。声を潜め、
「お母さん、いるのよ」
言ってから、顔を横に振った。取り方によっては、留守ならばいいという了承にもとれる。

「大丈夫ですよ。母が来るのはあと一時間以上後です」
たしかにいつもきっかり九十分後に紅茶とケーキを持ってきてくれる。だからといって、気にしないではいられない。
(私は何を考えているんだろう)
 試す、ということは、セックスするっていうことだ。
(いけないよォ……)

 健吾がすっくと立ち上がってジャージを下げた。びんとペニスが跳ねておなかにくっつきそうに反り返った。
(ああ、すごい……硬そう……)
後ろから挿入された時の充溢感が甦ってくる。

「勉強に集中するためです。協力してください」
私の目を見て頷くと決まったことのようにベッドに仰向けになった。
「様々なバリエーションがあるんですね。呼び名もいろいろで、なかなか面白いと思いました。図解がなければわからないものばかりです」
(どうするのよ……)
「先生、服はそのままでパンツだけ脱いできてください」
何だか頭がぼうっとしていて、言われるまま下着を下していた。すでに蜜が垂れて前が濡れている。

「体位の前にしてみたいことがあります。岩清水って知ってます?」
「知らないわ……」
「じゃあ、ぼくの顔に跨ってください」
「ええ?……」
「そしてくっつけるんです。さあ、先生」
(いや、そんな……)
体は勝手に動いていく。ベッドにあがり、健吾を跨いだ。
「腰を下してください。もっと上に。そうです。よく見えます」
「健吾くん……」
彼の顔の上にびしょびしょのアソコがぱっくり開いている。
「不思議な部分ですね」
(ああ、もうだめ……)
ベッドの枠に手をつくと腰を落して押し付けた。
「うぐ……」
ぬるっと秘肉が健吾の口を被い、舌が動いた。快感の火花が散って声を呑んだ。

 声を出したいけど、出せない。
(いい!すごくいい!)
自然と動いてしまう。
(ああ!クリに当たった。もっと、もっと)
ネチネチと音がする。
「ヨーグルトみたいな味ですね。匂いも似てる」
息が吹きかかるだけでも感じる。

「これが岩清水か」
(し、知らない……)
ああ……淫水が滲むように湧き出てくる。だから、岩清水……。そんなのどうだっていい。押しつけて前後に揺すった。
「先生、苦しいです」
はっとして心持ち腰を上げた。

「意味がわかりました。それでははじめましょう」
健吾の口の周り、顎から鼻の頭まで濡れて光っている。ティッシュで拭い、舌舐めずりをした。
「わずかに塩分があるようですね。何でしょう。汗ですかね。いずれ検証してみたいですね」
私は息を弾ませながらズキズキと疼く股間に手を当てた。
(熱い、すごく熱い……)
股を上げて覗くと青い血管を絡ませたペニスが見えた。


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