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貴方を、護りたい・・
【純愛 恋愛小説】

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幸福-3

「へぇーお父さん警察官やってるんだー」
「うん、お母さんもお父さんと結婚するまでは献血のお仕事に関わってたの」

肩を並べ、私としゅうは二人で一緒に登校をしていた

「それにしても初めてよね、まさか貴方が私の家まで来て私を誘う・・何て」
今朝、彼が私の家に来た時、玄関に出た母も最初は驚いて居たものの後で快く私に取り
次ぎつつも、彼が迎えに来た事を知らされた時はもう咄嗟の事で慌てて

「それにしても一体何でまた?」
「何でって?」

「どうしてまた私と学校に行こう・・何て思ったの?」

彼は少し考え間を置き少し改まり

「君と居ると何だか落ち着くんだ・・嫌な事も、一人で居る時より断然考える事も無いし
それに昨日、君が帰った後ずっと無意識の内に君の事ばかりが頭に浮かんで来て」
「・・しゅう」

「あっ!そうだ今日学校帰った後一緒に映画館に行かない?」

彼は自分で出した発言が急に恥ずかしく感じ話を逸らすかのように話を切り替え
私も彼の誘いに物凄く嬉しい・・とまでは行かないもそれなりに嬉しくその誘いに
乗り、オーケーの返事を貰った彼はそれ以上に嬉しそうで


そして映画館、私に好意を寄せ始めた感じなしゅうは私に好きな映画を選ばせたり
フードも軽々しく彼が奢ってあげたりと明るいオーラを出す

でも私はそれとは対象的に暗いオーラ漂わせ、しゅうが心配そうにその訳を尋ねるも
「何でもない」・・と言ってしまいソレを軽く受け止めた彼は先に自分達の選んだ映画の
上映されている部屋へ二人分のフードを持って向かう
そんな彼のノリノリな背中を何処か切ない顔で見つめつつも・・


「まさか最後にあんなどんでん返しが待っていたとはね」

私達は、読後感満載で映画を楽しみ映画館を後にした


そんな楽しい二人の間に突如ポケットからケータイの着信音が流れ私は彼との空間を邪魔
された気分で少し乱暴に取り出し画面を見るとソコに

「!!」
電話の相手を見た途端急に体が膠着し私は咄嗟に「ちょっとトイレー」と誤魔化し
彼に電話相手を悟られない様、不思議そうに私を呼びかける彼の制止を振り切り
いそいそと駆け足し

「・・何だ」
眉を潜め他所他所しい私の背中に視線を向け

「おっ、ソコに居るのはドーピング首謀者・・」
聞き覚えのある声に振り向くとソコに昨夜しゅうを襲ったライバルチーム共の二人組で
彼もそんな二人組みに煙たそうな顔で反論をする

「俺はドーピング何てやっちゃいない!君ら仕業ダロ?」
「・・お前がドーピングした何て思っちゃいねーよ、でもって俺らの仕業でもない」
「?何を言って・・、それじゃー、一体誰があんな真似を!他に誰が、あんな」
「・・居るじゃねーか、一人お前と深ーい関わりのある奴がよう」


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