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LADY GUN
【推理 推理小説】

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挑戦状-8

 島田と中山はそのままDVDを観続けた。倉庫入り口を映していたカメラは開いた扉をゆっくりと中に進む映像は拉致されたであろう婦警達が制服を着たまま倉庫の隅に怯えて固まっている様子が映し出した。それを監視する大勢の覆面男達。まるでドラマの幕開けのようなオープニングだった。
 カメラの前に1枚目のDVDで聖子と梨華に暴行した覆面男のリーダーと思われる男が現れた。
 「署長さん、1枚目のDVDは楽しんでもらえたかな?興奮した?勃起した?ハハハ、それは仕方ないよね。だって警察官の前に男だもんね!いい女のセックスシーンにはさ、男なら誰でも興奮するもんだからね。まぁ1枚目はプロローグみたいなもんだよ。これからが本編さ。俺はね、身内にアマアマの警察が大嫌いなんだ。俺達のはっきりした目的を探し出すのはあんたらの仕事だ。だから俺達がしたい事だけを言ってやる。俺はおまえら警察の権威をズタズタにしてやりたいんだ。警察が街を歩けば好奇な目で見られるぐらいに失墜させてやるんだ。日本の警察が世界中の笑い者になるのを望んでるのさ。警察官である事が恥ずかしくて仕方ない…そう思っていただけるよう、俺はベストを尽くすまで。まずは1枚目の暴行シーンと今からたくさんの婦警達の辱めを受ける姿を全世界に配信してやる。日本の婦警達の淫らな姿を全世界の人らに見て喜んでもらうよ。人気出るぜ?観光客増えるかもね!感謝しろよ?ハハハ!」
署長は拳を握り体を震えさせる。
 「何て事するつもりなんだ!!許せない。絶対に許す事はできんぞ!!」
ふざけた態度に怒り心頭だ。
 「この2人にはまだまだ働いて貰わなきゃね。」
カメラの前に抑えられた聖子と梨華が映り、怯える婦警達の前に投げ飛ばされた。
 「おまえらもこういう姿になってもらうぜ?ハハハ!」
 「きゃー!嫌ぁぁぁっっ!」
悲鳴を上げる婦警達。
 「さぁ、パーティーの始まりだ!美人な婦警さんばかり…、たまんないよね!しかし警察は本当に間抜けだ。昔同じようなことがあっただろうに。また同じ事されちゃうんだもんね。もはや誘ってるようにしか思えないよ。婦警を拉致るなんて超簡単♪しっかりと取り締まってやるよ。フフフ…。」
覆面男のリーダーは不敵な笑みを浮かべたのであった。
 犯人達の暴行が始まる。


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