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透明な滴の物語U
【同性愛♀ 官能小説】

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カーテンの向こう側で-3


休養ベッドの薄い掛布団の中で聡美がもぞもぞと動いた。
薄い掛布団の中の聡美と祐梨は全裸だった。
上もすべて脱ぎ、文字通り生まれたままの姿で二人の女は横になっていた。
身にまとっているものを探せば、唯一、リング型の飾りが光る聡美のネックレスだけであった。

聡美が祐梨を引き寄せると祐梨は大人しく応じ、お互いが向き合う形になった。
今や祐梨は聡美の言うことを何でも聞く奴隷のようなものであった。
「祐梨ちゃん、便秘が治ってよかったわね」
祐梨はコクリと頷く。
「先輩は…」
「なぁに?」
聡美は祐梨のふんわりした髪を整えるように撫でる。
先ほどまでの激しい苦闘でかなり振り乱されていたからである。
「先輩は、いつから私のことを好きだったんですか?」
好意を寄せている相手から改めてそう言われ、聡美はドキドキした。
「そうね、ずっとよ。ずっと好きだったの。でもね、言えなかったの」
聡美は偽りなく率直に答えた。
「そうだったんだ…」
少し沈黙が流れた。

俯いたまま祐梨が質問をした。
「先輩、さっき、私のために泣いてくれたでしょ?」
聡美は先ほどのシーンを思い出した。
大きな便魂を産み出せずに祐梨が泣いていた時に、思わずもらい泣きしたことを言っているのだ。
聡美は祐梨の頭を撫で続けながら答えた。
「うん。そうよ。私、泣いちゃった…」
「あの時ね、先輩が私のために泣いてくれて、私、嬉しかったの、とっても…」
祐梨は目を上げてしっかりと聡美を見た。
「私も…、私も、先輩のこと好きよ」
聡美の胸が熱くなった。
安堵と喜びで笑みが浮かんだ。
「私たち、お互いに好きなのね!」
そう言うと聡美は戯れるように自分の乳首を祐梨の乳首に擦りつけた。



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