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命令チップ03終章
【SF 官能小説】

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新型チップのちから-1

教授は咥えているRIOを反対にしてお尻を出させてバックから挿入した。
「おお 吸い付く、さすがトップアイドルだよ」
こちらを向くRIOは眉根をよせて可愛い声でよがっている。
半開きの唇がとてもエロい、これぞ小悪魔娘だ。

今まで教授の物を舐めていたとはいえ、許されるならこの唇に吸い付きたい
手を出してRIOの顔に触れそうな時
「新型持って行っていいぞ、鏡台の上だ」と止められた。
RIOのエロい顔から目を離したくないけど、振り返った鏡台に携帯が入りそうな赤い箱があった、

「これですか」かなり軽い。
「よし、触ったから一日たてば新型になるぞ、最初の合言葉は自分できめろ」
「この大きな箱が体内に入るのですか?」RIOの声に気を取られそうになり、箱に集中する。
「いいや、中のシールを触らせれば加速ウィルスが侵食するぞ、何人でも触った分だけ次の日になれば少年の物だ」
箱を開けると透明なシールが何枚も入っていた。
「すごい一日一人ではないんですか、ほんとにもらっていいんですね」
「いいよ、但し芸能人は私のだ、やめてくれ」
「わかりました、これをもらって僕は何を返せばいいでしょうか」

タダでもらえるとは思っていない。
「返さなくていいから、もう帰ってくれ、RIOに集中したい」教授は僕を見ずにRIOにかぶさり胸を揉んでいる。
タダだと逆に不安ではあるが、やめたと言われるまえに帰った方がいい。
僕はお辞儀してから急いで廊下にでた。
扉をしめたらRIOの喘ぎ声が聞こえなくなり、静かな廊下を歩いて帰った。

次の日、目覚めると空中に”初期起動パスワードを発声してください”と文字が浮かんでいる。

これが新型なんだ。
「でんげん」と言うと”了解、再起動しますベッドに寝て下さい”と表示された。
言われた通り横になると、一瞬暗くなったので時計を見たら三十分過ぎていた

体の異常は感じない、それどころか常に頭にあったスイッチが無くなっていて、
まるで、世界はこんなにクリアなのかと感じるくらいの開放感だった。

さっそくパスワードを試してみよう
「電源」と言うと、頭の中にパソコンのようなフォルダーと電卓やメモ帳のアプリが高精細で表示した。
フォルダーを開けると五人のアイコンが出て、左上に携帯の様な三本線が立っている。
「電脳的だ、とりあえず紗友里を押してみよう」

突然片目が廊下を歩いている映像になり、紗友里アイコンは受信のみと表示をしていた。
「最初は意識が飛ばないのか、新型は違うなぁ」
紗友里は一階に降り扉を開けてから低音で「おはよ」と親に挨拶している
その後ろから「いつまで寝ているの、早く食べないと遅刻するよ」と母親に急かされてはいるけど、
TVを見ながらパンをかじっている紗友里はしばらくしてから「うん」と答えた。
「意外にテンション低いんだな」
紗友里の意外な一面が見られて喜んでいると、階下から僕の母親が
「いいかげんに起きなさい、ご飯冷めちゃうよ」とドラ声で叫んできた。
「お、起きているよ、今いくって」
僕はカバンと制服を持ってから、紗友里のスイッチを切って、下に行く
「30分も何していたのよ」と怒る母親に
「うるさいなぁ、大丈夫だよ」と良いながら、実は内心は焦っていた。

生活指導の先生がカウントダウンしながらしめる正門にどうにか間に合って、教室に向かう、
友達と楽しそうに会話している紗友里を横目で見ながら席に着いた。
さっそくカバンから赤い箱を出して蓋を開け、シールを取り出す。
「さて、付けにいこうかな」四角い透明なシールを持って教室のドアに向かい、引き戸の縁に貼りつけた。

鐘がなり授業が始まり、鐘が鳴って休み時間になる。
クラスの男子がドアを開けて廊下にでた。
次は女子、男子、男子、男子、女子……
ドアを開けっぱなしにする人もいるけど、シールの存在には気づいていないようだ。
僕から2つのドアは遠いのに、そこだけはズームアップしたかのようにクリアに見える、
「すごい、明日から、このクラスは僕の物だ」と口に手を当てて興奮を抑えた、
授業になってもドキドキが止まらず、少しでもいいから自分の物を擦って落ち着かせたかった。

次の日、楽しみにしていた時間になったが何の反応もない、
不思議に思ったら、立ち上げていないことだと分かった。
授業中とはいえ小声で「でんげん」と言う。
途端に頭の中に沢山のアイコンがうめつくされていく、
「なんだ、これ!」思わず喋ってしまった。
「なんだ、どうした?」アイコンの間から先生が僕をみている。
「すみません、なんでもありません」クラスの注目を浴びてるようだけど、たくさんのアイコンで見えていない。
フォルダーを作りアイコンを投げ入れたらフォルダーにある数字が増えていく。
クラス全員が集まるまで四時間目までかかった。

そして全員のスイッチを押す。
片目がトンボの目のように沢山の映像が写りだし命令できる準備ができたようだ。
初めの命令は動かないことだ。
静かな授業、皆は前を見ていて先生も止まっていて不気味な感じになる。
そして全員一糸乱れずに席を立つと上をむいて同時に「私達は操られています」と喋った。
体育会系の学校より、どこかの国のマスゲームより完璧な一致だ、
言葉に厚みがあるのではなく個々の単語に厚みがありクリアな音の集合体だ。
「なんだこれ、スゲー感動」

白石さんも上を向いていた。
「ついでだからスカートめくれ」
女子は当然、男子も無いスカートをまくり上げた。
白や黒、紫もいる、白石さんだけ履いてない……


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