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コスプレイヤー痴獄堕ち
【調教 官能小説】

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恭介とマドカ-8

 脱力したままのマドカを抱きかかえるようにして店を出た恭介は、玉川通りに出てるとすぐにタクシーを拾った。
「近くで悪いけど、円山町まで」運転手に向かって、渋谷駅を挟んだ向こうにあるラブホテル街を指名する。嫌な顔をされるだろうな、という思いが脳裏をよぎったが、向こうも手馴れたもので「ホテルの入口まで付けましょうか?」と逆に笑顔で聞いてきた。
「いや、特に決めたところあるわけじゃないし」
「そうですか、じゃあ人目につかないあたりで適当に止めますね」運転手はそう言い終わるや否や、アクセルを踏み込んで道玄坂上まで一気に加速しはじめる。
 いつもならひどく渋滞している道玄坂も、この時は比較的車が流れているほうだった。助手席のシート越しに連なるテールランプの光をしばらく眺めて、隣に座るマドカの様子を伺う。マドカはぴっちりと合わせた太腿の上に両手を重ね、それを見つめてるように俯いたままだ。垂れた前髪が横顔を覆っているので、恭介のほうからは表情を伺うことが出来ない。緊張しているのだろうか、と恭介はマドカの腰に手を廻してみた。びくっ、とした反射が伝わってくる。だが、腰をつかんで引き寄せると、力を抜いたマドカの身体が恭介のほうへ枝垂れかかってきた。
 10分足らずのノロノロ運転の後、恭介らを乗せたタクシーが円山町の路地へと滑り込む。「ここいらでいいですかね?」運転手の問いかけに恭介が頷く。「1160円になります」財布を取り出して、千円札を2枚差し出した。
「釣りはいいよ」と恭介は運転手に告げ、財布をしまう前にカード入れに忍ばせてあったコンドームを取り出した。
「持ってろ」
 耳元でささやき、マドカの手に正方形のパッケージを押し付ける。こくん、と小さく首を頷かせて、マドカはそれを掌で包み込んだ。


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