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コスプレイヤー痴獄堕ち
【調教 官能小説】

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恭介とマドカ-7

 途中、レジに立ち寄って勘定を済ませてから恭介が席に戻ると、先ほどオーダーしたデザートを追加の酒がもうテーブルの上に乗っていた。パフェグラスからあふれんばかりに盛られたマンゴーをフォークに刺そうとしているマドカと目が合う。
「お、すげー美味そう。俺ももらって良い?」
 言うや、向かい合わせの自分の席ではなく、マドカの隣へ割り込んでいった。下半身をピッチリ密着させないと、狭いベンチの上に大人二人が座ることは出来ない。マドカを壁側に押し付けるようにして、恭介は無理やりに腰を落ち着けた。
「えっと…」
「いいじゃん。俺にも食わせてよ」
 あーん、と恭介が口を空けて誘う。マドカがおずおずと差し出したフォークの先に乗ったマンゴーを、かぶりつくようにして口に入れた。
「おいしい…ですか?」
「美味いよ。もう食べたんじゃないの?」
「さっき、来たばかりだから…」
「じゃあこんどはマドカの番ね。アーンして」
 上半身も密着させ、肩越しにマドカの手からフォークを奪うと、恭介の言葉に大人しく従ったマドカの唇へとマンゴーを運ぶ。
「美味いっしょ?」
「ええ、はい…。大丈夫…です」
「そういやマドカさあ、いつも眼鏡してんの?」
「変ですか…?その…、眼鏡…」
「変じゃないけど、前に貰った写メじゃかけてなかったっしょ」
「いつもは…、コンタクトなんです。今日は埃っぽいから、それで…」
「ああ…」
「ごめんなさい…」
「謝ることないじゃん。でもちょっと、眼鏡はずしたマドカも見たいかな。駄目?」
「いえ、大丈夫…です」
 両手でフレームの端を持って、マドカは眼鏡を外した。レンズに隠れてよく見えなかった目元を、恭介がまじまじと見つめる。長いまつげが、まるでマドカの動揺の度合いを示すかのように幾度も瞬いた。
「えっと…その…。恥ずかしい…かも」
 見つめ続ける恭介の視線から逃れようと、瞳を泳がせながらマドカが言う。
「じゃあ、目瞑って」
 視線をそらさずに恭介が言う。マドカが恭介の言葉に従った瞬間を見逃さず、素早い動きで唇を奪った
「んんっ…」
 鼻腔から甘い吐息を漏らすマドカから、抵抗や拒絶の反応はまったく感じられなかった。それに気付いた恭介は舌でマドカの口をこじ開けると、乱暴にマドカの舌を吸い上げた。
「んふっ…うんっ…」
 長いキスを続け、緊張で強張ったマドカの身体から力が抜けていくのを確認してから、恭介はようやくマドカの唇を解放した。顔を離すと、とろんと潤んだマドカの瞳が目に入る。
「まだ、時間ある?」
 恭介の左手がマドカの頬に触れる。
「はい…大丈…」
 同じ文言で何度となく繰り返されたマドカの返答は、最後は恭介の唇によって遮られた。


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