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熱いバトル・トーキング
【その他 官能小説】

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淫らな会話-1


 三郎の赤裸々な告白により、
その場の雰囲気がだいぶ盛り上がってきたようである。
 そんな中で何を思ったのか美紀子が言った。

「あの…悠太郎さんに少しお聞きしたいのですが?」
「えっ?私ですか…美紀子さん」
「はい、少しお聞きしたいことが…」
「わかりました、いいですよ、ここでは何事も正直に言うことになっていますから」

「ありがとうございます、ええと、
悠太郎さんのお楽しみってどんなことでしょうか、何でも結構です、
少し聞いてみたいわ、ねぇ、彩香ちゃん」

「はい、美紀子さん、わたしも聞きたいです」

 美紀子は、悠太郎がさっき、女優のひかるが主演した映画の
「濡れた欲情」に興味を持っているということが気になっていたからである。

 一見して真面目そうな感じの彼が、
実は本質的に、想像していたのと違う男性ではないかと感じていた。

「悠太郎さんは、ひかるさんの出ていらっしゃる映画がお好きなんですよね」

「あはは、そうです、さっきも言いましたが、
彼女が出ていた(濡れた欲情)は何回も見ましたよ、
それからの好みも変わってきたのかもしれません」

「へえ、そうですか?少し聞いてもいいですか、
どのように好みが変わったのでしょうか?」

「実は、ここにいるひかるさんが映画の中で、裸になって縛られたり、
口枷や手枷をされたりして調教されているシーンが衝撃的で、
それからすっかり私はそう言う、なんていいますか、
SMと言うものに取り憑かれてしまったのですよ」

 少し戸惑いながら喋る悠太郎を、
ひかるは自分に興味があるという彼を熱い目で見つめていた。
 悠太郎自身も彼女に見つめられ、少し興奮をしてきたようでのである。
 それは美紀子も意識していた。

「SMですか?」
「はい」
「それで悠太郎さんは、どう変わったのでしょう?」
「なんていうか、女性をあんな風に縛ってみたいというか、そんなことですね」
「まぁ、それでその、奥様に?」
「いえ、妻には内緒ですよ、内緒でこっそりと…」
「では、何かをしたのですか?」

「ええ、実は、都内にあるSMクラブというところに行ってきました、そこで…」
「まあ…」



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