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惚れ薬
【その他 官能小説】

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美少女初摘み(2)-2

 パンティ一枚にになったところで俺は我慢できなくなった。
「脱がせてあげる」
膝をつき、腰を引く沙織を抱くようにして引き下した。
「いや、恥ずかしい…」
「二人とも裸だよ。恥ずかしくないよ」
「ああ、いやん」
言いつつ、腰を掴んで捩る体を正面に向けると、もう身動きはしない。観念したというよりすでに俺のペニスを握っているのだからさほどの羞恥心はないのだろう。
 神秘の女陰!
恥毛は薄い。風にそよぐ草原のようだ。恥丘の透けるような白さの中にささやかに芽生えている。体質的に薄いのだと思う。
「きれいだ。もっとよく見せて」
草叢はほぼ上部にとどまって生えているから陰裂ははっきり見える。陰唇の肉はなだらかで少女の膨らみである。だが、割れ目に顔を寄せて、
(これは…)
裂け目はすでに潤い、秘液は溢れる寸前である。未成熟に見えても肉体は甘い果汁を湛えているのだ。男を迎える準備が出来ているのだ。
 脱いだパンティを見てみるとその部分が湿っている。
「いやん、見ないで…」
鼻にかかった声を聞いて欲情が加速した。誰も触れたことのない処女の泉。その滴りを目にした昂奮に煽られてじっくり味わう思いが吹き飛んでしまった。
(風呂は後だ)
沙織を抱え上げ、ベッドに倒れ込んだ。
「キャッ」
「沙織ちゃん」
唇を重ね、
「むうん…」
キスの技巧など沙織にはない。ただ夢中で俺を受けとめて鼻息を洩らすだけだ。
(ああ、沙織の口…)
その甘さはたとえようがない。これが乙女の味なのか。むろん美少女を抱いている感激からくる感覚ではあるのだが、唾液を美味しいと感じたのは初めてであった。

 肌にも『甘さ』がある。彼女の匂いと汗などの臭いが相俟って、それは爽やかな刺激として俺を包んだ。
 何もかもが柔らかい。すべてが滑らかだ。
(ああ、沙織…)
真っ白な乳房に頬擦りをして匂いを吸い込む。
「ああ!」
沙織も感じてのけ反っていく。
「好きよ!好き!」
何度も口走る。
(俺に言ってるんだ!)
 沙織の体は悶えてうねる。
「あっ、あっ…」
俺の愛撫にピクピクと反応する。その様子は、快感の果てを目指すものではなく、闇雲に彷徨っている昂奮状態に見えた。男に愛撫を受けたのが初めてなら、あらゆる刺激に混乱をきたすのも無理からぬことだろう。

 沙織が『女』としての声を上げたのは俺の指が秘境の谷間をなぞった瞬間である。乳房を弄っていた手を前触れなく陰核を掠めてぬめりの中へ侵入させたのだ。
「いいっ!ひいっ!」
泣き声のような、悲鳴のような、その声はまさしく女の嬌声であった。『女』が顔を覗かせたのである。
「ああ!気持ちいい!」
体も突張っぱり、愛らしい乳房も歪みをみせてせり上がる。
 ぬるぬるの陰口はえもいわれぬ感触だ。腟口周辺は柔らかいのに肉質に張りがある。小さな陰核も指先に触れる。
「はあ!いや!いや!」
喘ぎ、身を震わせ、沙織の両手はシーツを搔き毟って乱れた。
 俺はあえて指を差し入れなかった。聖なる女陰を最初に貫くのはペニスにしたかった。たとえ指一本でも『擦り痕』を付けたくなかったのだ。
(どんな心地だろう)
妄想の中で弄んだ美少女。その沙織が一糸まとわぬ姿で陰門を淫らに濡らし、俺にすべてをさらけ出している。俺の愛撫に狂喜している。
(感動だ!)
言葉にならない感動だ。
「ひい!ひい!」
それにしても驚くべき狂態だ。
 どろどろに液の絡んだ指。そっと嗅いで思わず息を止めた。強烈な臭いである。恥垢と尿を攪拌して発酵させた、そんな刺激臭である。若いだけに体の代謝も活発なのだろう。舐めようと思って確認したのだが、あまりにきつすぎた。
 シャワーを浴びてやり直すには余裕がない。
(とにかく、一つになろう)
最後に愉しむつもりの結合に進むことにした。メインディッシュを先に味わうことになるが、
(二度食べればいいことだ) 


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