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中道深夜探偵事務所へようこそ
【フェチ/マニア 官能小説】

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覚悟-4

内藤の制裁を受けていた聡美だったけど、見かねた龍一さんが止めにはいった。見かねたというよりも、オシッコを漏らした聡美にエクスタシーを感じて護りに行ったと解釈したほうが正しいかも知れないけど。
この際、理由なんてどうでもいいわ。そうよ龍一さん、聡美を護ってあげて。
龍一さんは、聡美を抱き締めるように覆い被さり、内藤の暴力に耐えている。
すると今度は水樹さんが鞭で「どきなさい」とばかりに龍一さんを叩きのめす。痛ましい音が室内に響き渡る。それを悲しい表情で見つめる聡美。それでも水樹さんの攻撃は容赦ない。龍一さんのカラダが彼女の目の前で崩れて行く。
「もうやめてぇー」
聡美の悲壮な叫びだった。
「水樹さんやめてください。お願いします。みんなあたしが悪いんです。ごめんなさい。これ以上やったら龍くんが…龍くんが死んじゃう…」
龍一さんは、意識朦朧としているようで、聞こえてないかも知れないわね。
「ごめんなさい…龍くん…あたしのせいで…ううっ…ううっ」

「それぐらいにしておけ」
気がつけば中道がそこにいた。いつ入ってきたのだろうか。
「代表…」
水樹さんは中道のほうを振り返り、中道は私のところに歩み寄ってくる。
「よく我慢してくれました。後は僕に任せて下さい」

「聡美さん。龍一さんを解放するもしないも貴女次第です。条件をつけましょう。今回をもってチームを解散して下さい。そうすれば龍一さんを解放します。如何でしょうか」
聡美は考えている。
「聡美さん、貴女は我々にとって大事なお客様です。しかし、麻衣子さんも同じくらい大事なお客様ですので。彼女を解放してあげて頂けないでしょうか?」
「麻衣子…」
聡美は寂しそう表情で私を見ていた。
「では、行こうか」

聡美と龍一さんを残して、私達は館を後にしようとしている。

「あっ、忘れてました」
「えっ、何でしょう?」
「館の鍵はお変えになられたほうがよろしいかと」
「はっ!?」
「では失礼します」



数日後…

あれから私は「Garden」でお世話になり、治療に専念している。聡美は龍一さんを独占しているようだし。噂によれば館に監禁しているって声もあるくらいだわ。でも、龍一さんってキャラクター的に受け身だから、聡美が丁度いい相手になるんじゃないかしら。
理沙は水樹さんの下で働いているって話を聞くわ。ということは、あの汚ならしい内藤も一緒なのかしらね。少しは清潔になっていればいいんだけど。
美紀に関しては全く情報がないわ。ごめんなさい。

私達のチームは解散した。
もっと早く解散するべきだったのよ。それでもまだ、私の償いは終わっていないわ。また、受けた傷も背負って行かないといけない。
でもね、私思うのよ。傷だって沢山つけば、いつかはステンドグラスみたいに綺麗な模様になって太陽の光を七色に変えてくれるかも知れないじゃない。私はそう信じて現実に逃げずに向かって行く。

そして、政夫さん。
私は決してあなたの事を
忘れない。


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