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中道深夜探偵事務所へようこそ
【フェチ/マニア 官能小説】

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中道の天敵-1

中道深夜探偵事務所
■中道の天敵

女レイプ集団撲滅作戦は内藤と龍一の活躍により、大成功をおさめたと言って良いだろう。
チームを解散した中で、聡美以外は我々の手中にある。これでスタッフも増えるというものだ。内藤は理沙とくっついているし。

ラウンジにて…

「なあ理沙ぁ〜いいじゃねえかぁ」
「あらぁ、ダメよ、ボクちゃんは。仕事中でしょ」
内藤は理沙からボクちゃんと呼ばれている。
「かてぇこたぁいうなよ」
「でもダメ」
「そうかいそうかい」
「拗ねちゃったの?カワイイんだからぁん。ちゅっ」
「あわわわ…理沙あ、もっかいやってぇ」
「仕事が終わったら、いくらでもして差し上げますわよ…おほほほほ」
「よぉ〜し、その言葉忘れんなよぉ。っとくりゃ〜仕事、仕事」



「これはひどい切られ方ですね」
美紀の髪を見た坂井がいった。
「メチャクチャしよったんや、あいつ。誰やったかなあ。そうや、内藤や。腹立つぅ…でも、逆ろうたら怖いし、また髪刻まれんの嫌やし」
「でしたら、私がよい美容院を知っていますので、お供させて頂きますが」
「一体何を喋ってるんだ?」
事務所から出てきた中道が声を掛けた。
中道は美紀をじっと見てから「ああ、思い出した。あの時に髪を切られて気絶していた女の子だな」
「女の子ぉ〜?ウチそんな若いかなぁ。これでも22歳なんやけど」
と美紀は答えたが中道の目を見るなり、ポッと顔が赤くなった。
「カワイイ〜」と腕を自分の身体に交差する美紀。
「えっ?」と驚く中道。
「中道くんって代表なのぉ?」
「な、中道くん?」
「そうじゃないのよぉ〜。中道くんって18歳なんでしょう?」
「ま、まあそうなんだが」
額から珍しく汗が出ている。
「私ぃ、年下大好きぃ〜」
中道は「何だこの女、急にモードが変わりやがって」と逃げようとする。
「逃がしませんよぉ〜中道く〜ん」
「おい、やめろ。坂井、何してる。僕を助けないか」
「代表にも春が到来しましたかなあ」と坂井は離れてニンマリしていた。

「わかった、わかったから、僕も一緒に美容院へついて行くよ」
「ホンツ〜?美紀ちゃんうれぴー」
美紀は中道にくっついて離れない。



美紀の髪は、ボブカットを短くしたような感じにおさまり、これはこれで良く似合っていた。
「とても良くお似合いですよ」
「ありがと坂井。ねぇねぇ、中道くんどう思う?」
「あ、ああ。よく似合ってるよ(助けてくれ)」
美紀に頬擦りされていた。



スタッフからはこんな声がちらほら聞こえていた。
「代表って、あっち方面は奥手なんですかね」
「知らないわよそんなの。でも、おチビちゃん2人で結構お似合いじゃないのかしらね」
「何とも組織のトップともあろうお方が」
「威張っていても、その辺はやっぱ18歳なんじゃねえの」
「私は代表に親近感を覚えましたけどね」
「それは言えてるね」


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