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中道深夜探偵事務所へようこそ
【フェチ/マニア 官能小説】

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プロローグ-1

中道学園高等部
■プロローグ

体育館で3年生の授業が行われていた。
外でサッカーをする予定だったが、あいにくの雨模様。グラウンドが使用出来ないので急遽予定変更になったのだ。
生徒は館内でマット運動などという地味なメニューを一通りこなした後、これまた隊列をとって柔軟体操という地味なメニューを一通りこなしている最中にあった。

ところが、1人だけ男子生徒の様子がおかしい。うつむいており、息が上がっているようだった。
幸いにもその男子は、隊列の右後方にいたので他の生徒からは分からないが、彼の左隣にいた男子だけは気づいていた。
「おいっ、田仲、田仲ってば」
倉元がヒソヒソと声をかけるが、肥満体の田仲からは激しい息づかいが聞こえてくる。
「どうしたんだよ?」
「はぁっはぁっ…倉元…僕…やばいよぅ」
「何がやばいんだよ?」
「はぁっはぁっ…何がってぇ…あれだよぅ…葉山先生だよぅ」
田仲の目線は、隊列と向かい合わせになって号令をかけている美人教師を指していた。年齢27歳、黒髪のポニーテール、白桃色の肌、濃いめの眉毛に整った顔立ち。
巨乳の葉山が着用していたのは、ボディに密着したオレンジ色の体操着。フロントもほぼハイレグに近く、早い話がエアロビクスで着用しているアレだった。
普段からモテずに女子と交流すらない田仲にとって、そんなエッチな体操着を着用して巨乳や下半身を揺らしながら汗を滴り落とし、成熟した女の声で号令をかけてくる葉山の姿は、この上なく強烈だった。

「だったら見なけりゃいいじゃないか」
「…でもぉ…先生の声が耳から離れないんだ…つい見ちゃうんだよぉ」
「じゃ、耳抑えてろよ」
「ああ…もうダメ…我慢出来ないよぉ」
田仲は股を開けずに『く』の字になって腰をブルブル震わしている。勃起しているところを見られたくないからだ。しかし、これでは反って変な奴だとバレてしまう。

葉山は、そんな田仲のいる方向へ足を向け、後ろ向きに半身の体勢で寝転がり、右足を上下に開脚する。
「イチ、ニイ、サン、シ…」
ポニーテールとお尻が揺れ、葉山のしなやかな脚の動きから、股間の食い込みが断続的に見え隠れする。
今度は更に、体位を前へ反転。左足を上下に開脚し、田仲にY字の割れ目を見せつけ、汗ばんだ悩ましげな視線まで送り続けている。
「イチ、ニイ、サン、シ…」
「(…ああ…は…葉山先生ぇ…)」

気がつけば、そこには天井を向いてアホみたいに口を開けた田仲が倒れていた。着用していた短パンは、まるで股間が破裂したかのように丸く膨らんでいた。よく見れば、大きなシミが出来ている。
「おい、田仲。大丈夫か?」
周りの生徒が心配そうに声をかける中、葉山はそんな光景など目もくれずに立ち上がり、右手の薬指と小指でサッと髪をかきあげる。
「はい、今日はこれまで」
そう言い残して体育館を後にする葉山。
露出した脚で歩くその後ろ姿は、僅かに後ろ髪とお尻が左右に揺れており、それは男子生徒にとって堪らない光景だった。


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