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毛深い玩具
【フェチ/マニア 官能小説】

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生え始めの玩具-2

 「それじゃね、これ、最後にね、ちょっとね、これで終わりだから、ちょっとだけ」
男はズボンをパンツごと降ろし、すでに勃起している仮性包茎の陰茎をしごきながら露出させた。
家族のを見慣れていたはずの沙土子でも、勃起して先っちょから透明な汁が溢れているオチンチンを見るのはさすがに初めて。
「ほら、君、君のね、毛の生えたオマンコや、小学生の毛の生えたね、腋毛とか、そしたらね、こんなになっちゃってね」
男は皮を剥いたり戻したりのチンポを扱きながら、先っちょを陰毛の生え際や割れ目をつつく。
驚きながらも、全然嫌がるそぶりを見せない沙土子に、男はさらに大胆に。
「君、これ、あのね、この、チイポ、わかるでしょ? ちょっとね、触って、握ってみようか」
沙土子の手を取って自分のチンポを握らせ、その上から自分の手で握って扱く。
「こうやってね、そう、ちょっと早く、前後に、そう、うまいよ、上手、うん、上手だね」
沙土子が握ったオチンチンは熱くドクドク脈打つような躍動感に合わせ、先からは透明な我慢汁を溢れさせていた。
頬を赤らめ子豚のように鼻息が荒くなっている沙土子の半開きになった厚めの唇が、男の欲望をさらに沸騰させる。
「うまいよ、うん、気持ちい、ああぁぁ、あのね、それじゃぁ、さっきね、オマンコ舐めてあげたから、今度はね、君、この、ここの先っちょでいいから、ね、ちょこっと、ペロって、舐めて、できる? ね? いいかな?」
手で握らせたまま、勃起して剥いたチンポの先を沙土子の唇に近づける。
むわっ、もわっ、とした生臭い生暖かい臭いが、なぜか不快感より媚薬のようないやらしい興奮を呼んだ。
恐る恐る舌を突き出して、突き出されたオチンチンの先をペロリをひとなめ。
「おおおぉぉっぅうぅぅううおお」
我慢できなくなった男は、そのまま沙土子の唇にオチンチンをくっつけた。
ぶにゅちゅっる。
「あっっんんん」
沙土子は握っていたオチンチンの怒張を感じ、本能的に目をつぶる。
男の陰茎からが大量の精液が噴出し、沙土子の顔にぶちまかれた。

 ガタッ。
兄の部屋の襖がいきなり開いた、オナニーに夢中になっていた沙土子は固まる。
大っきい兄ちゃんが沙土子の枕元を通って、階段を下りていく。
「トイレ? かな?」
しばらくして階段を昇ってくる兄が、また枕元を通って部屋に戻り襖を閉めた。
息を殺して固まっていた沙土子は、タオルケットの中で半ずらしにしていたパンツを直す。
「やっぱり、おちおちオナニーもできないや」
過去を思い出しながらのオナニーの続きは、しかたなくパンツの上から触るだけにとどめ、またあの夏の日に舞い戻る。

 小学4年生の夏休みは、弟妹の水遊びをさせながら、二人だけの密かなエッチ遊びを覚えて楽しんでいた。
沙土子はいままであまり褒められたことがなかった。
弟妹の世話も、家事の手伝いも、やって当たり前だったし、勉強や運動は苦手だったので、褒められたり喜ばれたりした記憶がない。
でも、この変態男はいっぱい褒めてくれた。
裸になったり、毛の生えたオマンコや、腋毛を見せると、褒めてくれた。
オチンチンを握って扱いたり、お口や舌で舐めてあげると、いっぱい喜んでくれた。
そしてなにより、オッパイやオマンコやお尻の穴をいじられたり舐められたりすると気持ちが良かった。
「毛深いのは情に深い」
もともと無頓着だったのが、そう教えられて、自分の身体を好きになっていった。
自分を不細工なデブだと自覚していて、写真写りも悪かったのだが、男にデジカメで撮られた写真は、恥ずかし嬉し気持ちよさそうな天然の笑顔で写っており、沙土子も気に入っていた。
もちろんその写真の全てが裸だったり、毛の生えたオマンコやお尻の穴や腋毛を強調したり、オチンチンを手で扱いたり舐めたりしているものばかり。

 最初のうちは、水遊びに来る沙土子を見かけて男から声をかけてくることが多かったが、やがて弟妹を遊ばせておいて男を捜すため自分から公園をうろうろ探して見つけて声をかけるように。
ジャブジャブ池のほかは取り立てて子供の遊ぶような遊具はなく、遊歩道とジョギングコースとベンチと花壇と木々に囲まれた広めの自然公園であった。
人目に付かない二人だけの秘密の遊びを行う場所には困らなかった。
男の変態フェチはだんだんエスカレートし、沙土子にオシッコさせたり、そのオシッコを飲んだり。
逆に男がオシッコして沙土子にぶっかけたり飲ませたりもした。
一からフェラを仕込んで、金玉袋や肛門への奉仕、唾の交換も覚えさせた。
発毛しているとはいえ、沙土子のまだ幼い性器への刺激で快楽も覚えさせた。
男はセックス以外のできうる限りのことを毛の生えた幼い玩具で楽しんで、沙土子も積極的に喜んで貰いたいと変態になることを拒まなかった。
そんな楽しい夏休みも終わり、新学期になると昼間に公園には行けない。
学校帰りの夕方や土日祭日に公園に行ってみても、あの男はどこにもいない。
名前も連絡先も知らない、公園で会うだけの幼い快楽遊戯だった。
そういえば相手の男も、一度も沙土子の名前をたずねたことがなかった。
いつでも「君」だったことに気づく。
名前も知らない同士の、ひと夏の“いたづら”だったのだ。
タオルケットにくるまった沙土子は、オナニーの途中で静かに寝息をたてて、あの夏の日を夢で回想しているのだろうか。

つづく


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