盟約-8
「はっう……悪い」
咳き込んでる薫子に謝りながらも、肉棒からはビュルビュルと精液が出続ける。
「けほっ……大丈夫……」
薫子は答えて再び肉棒に舌を這わせ、棹に残った液もちゅるっと吸い上げた。
「はぁ……今度は俺の番」
とりあえず落ち着いた俺は薫子をベットに抱き上げて、飛び散った自分の精液を拭く。
薫子に飲ませたり舐めさせたりはするが、自分の精液の味は好きじゃねえ。
それが分かってる薫子はもぞもぞと動いて、サイドボードに置いてあるペットボトルを取って口をつけた。
「あ、俺も」
俺が言うと、もう一度中身を口に含んだ薫子がのし掛かる。
そのまま口移しで飲んだ中身は、何とコーラだった。
「んくっ…炭酸大丈夫になったんだ?」
「ふふ、アツが好きだから私も好きになろうと思ってな……しかし、ぬるいと甘ったるいな」
「炭酸はキンキンに冷えてんのが美味いんだよ」
俺は体をひねって薫子を押し倒し、唇を重ねる。
唇を挟むように食んで、舌で唇の形をなぞり、開いた隙間から中に侵入して確かめるように丁寧に味わう。
「んっんんっんちゅ……ぁん……んぅ」
キスの合間に漏れる可愛いくて甘い声……時折目が合うと嬉しそうに穏やかに微笑む彼女。
何もかもが幸せで溶けちまいそうになる。
狭いベットの上でゴロゴロと上になり下になりながらじゃれるようにキスを貪る俺ら。
それは、次第に熱を帯びて激しくなっていく。
俺は躰中を撫で回していた手を秘裂に滑り込ませた。
「んああっ」
薫子が口を離して喘ぎ声をあげる。
「すっげぇグチョグチョ……」
俺はずりずりと体を下げて薫子の脚を大きく開かせた。
「キレイにしてやらねえとなっと……ほれ、自分で持っとけ」
グイッと脚を持ち上げて薫子に両手で持たせる。
「ああ……恥ずかしい」
「確かに……無茶苦茶恥ずかしい格好だな」
その恥ずかしい彼女の淫口はヒクヒク蠢いて、ダラダラと涎をたらしている。
「美味そうだ」
俺は口を大きく開けてしゃぶりついた。
「ひゃあぁん」
一瞬閉じかけた脚を内側から抑える。
もちろん、薫子の手に自分のを重ねて。
「あ、ぁ……ぁあっあぁ……」
さっきのお礼だ、たっぷり鳴かせてやる。