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破廉恥なボランティア
【その他 官能小説】

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第4章-3


それは、破廉恥なことをさせられている悲しみではなく、
少し喜びにも似た感動だった。


(男の人に喜んで貰えるのなら、それで私は満足、悔いはないわ。
こんなに気持ちが良いのなら、後ろめたいことじゃないのよ、きっと・・
こうして、私達が生きているのも、セックスという行為があったから

それがパパとママだったということ
でもセックスはそれだけじゃない・・)

そう自分に言い聞かせていると、何故か美咲は体が痺れてくるのが解った。
それは、まだ大人に成りきれていない少女の
自分への言い訳だった。

同時に、美咲が女へと開眼した瞬間でもある。


後になって、
この想い・・この閃きが、美咲を少女とは別の、
思いも寄らない女へと豹変させることになる。


世の中には、年端もない若い女性が性に、セックスに溺れることが少なくない。
年齢も身体もまだ、未成年なのに、
現実には娼婦のように、乱れた女のように
心も身体も、愛欲と快楽に溺れる少女達が意外と少なくないのだ。

男達は、そういう少女を求め、それを受け入れる彼女達がいる。
幼さが残るその顔で、フェラチオをし、膣の中に男を受け入れる彼女達
その性のモラルは低年齢化している。

それは、それぞれの背景にもよるが、
性という妖しい世界に飲み込まれ、
その宿命に翻弄された運命とでも言おうか
それを誰も、止めることは出来ない。

この世に性と甘い誘惑が無くならない限りは・・

少女達が、性に溺れ、目覚めたとき
そのときから、新たなる人生が始まるのだ。



いつの間にか、体中から溢れるような快感が訪れていた。
それは美咲が、高崎のペニスをしゃぶっているとき、
誰かが後ろから美咲の乳房を揉んでいたからである。

別の男は美咲の全身を愛撫し、陰部の周りを撫で回していた。
男を知らない少女は、三人の男達と絡まりながら欲望の世界へ堕ちていた。


それは妹の沙也香も同じだった。
その階では二人の少女に、飢えた男達が群がっていた。
まるで、か弱い羊に群がる狼達のように・・

どの男達の眼も血走っていた。
今までに溜め込んでいた男達のはけ口を、一気に吐き出すように、

その男達の、溜まりに溜まった男の精液を吐き出すように、
その階では、異常な雰囲気で盛り上がっていた。


そして、
不思議なことに、人とは経験があるのと、無いのでは異なることがある。
それはセックスのことなのだが、少しでもそれを経験しているのなら
それを頭に描きながら判断し、自分の行動を推し進めることが出来るのだが
この姉妹には、その経験がなかった。

故に、彼女達が思い描くその行為はオブラートに包んだような物であり
老人達の破廉恥なる行為に対し、無知だった。






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