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天狗屋物語
【SM 官能小説】

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天狗屋物語(後編)-11

「あんた、まさかこれだけだと思っていないだろうな…」

爺さんは、オレに向かってニヤリと笑うと、何やらふたたび怪しいものを黒い革袋の中から取り
出す。今度はペニスを模った極太のディルドだ。

「なんだかわかるか…これもハイテク商品だぜ…電流ディルドだよ…これを女のあそこにぶちこ
んで電流責めにする…これをやられると女のあそこは当分痛くて男とできなくなるってわけさ…」

どこがハイテクなのかわからないが、最近、爺さんは電流責めに凝っている。
オレは電流線のつながった鉛色のディルドの大きさに少しばかり驚く。こんなでかいものが、女
のあそこにほんとうに入るのか…急に背中がゾクゾクしてくる。こんなものを爺さんはよくもっ
ていたものだ。

「外国製で効果抜群だよ…」
爺さんが一体どこからそんなものを仕入れて来るのかはわからないが、かなりマニアックなしろ
ものには違いないようだ。

鉛色の光沢を放つディルドの太さに怯えたようにサエコがブルブルと下半身を悶える。
爺さんは、ディルドとさっきの電流計を導線で慣れた手つきでつなぐ。そして、サエコの股間の
前に腰を降ろすと、そのグロテスクなディルドをゆっくりとサエコの襞へとあてがっていく。

ううっ…と、サエコが悩ましい嗚咽を洩らす。

オレはごくりと生唾を呑み込む。弛んだサエコの淫唇の中に少しずつディルドが挿入されていく。
こんな太いものがあそこに入るのが不思議なくらいだが、逆にサエコの襞がヒクヒクと蠢きなが
ら、ディルドの根元まですっぽりと含んでしまったのだ。仕上げはいつものようにサエコのやや
厚めの唇に白い玉猿轡を咥えさせてできあがりだ。



「さあ、準備はできたぜ…陰核と膣孔の同時電流責めってやつさ…サエコ、覚悟しろよ…オレの
チンチンの恨みをたっぷりお返ししてやるぜ…」

なるほど…オレはこういう凝った責めを見たことはないが、かなり刺激がありそうだった。でも、
爺さんのチンチンの恨みっていうのは、どうでもいいような気がするが…。


目が血走った爺さんは、手にした電流計のボタンをゆっくりとひねる。

…ううっー…うっ…

電流が流れ始めたようだった。サエコが下半身をピクピク震わせながら、からだを海老のように
のけ反らせる。眉根を苦しげにしかめ、烈しく喘ぐような嗚咽を洩らすが、声になることはなく、
ボールギャグの隙間から糸のような涎が滴り落ちる。

クリップにつながれた肉芽がいい具合に色づき始めている。サエコが苦しげに咽喉をのけ反らせ、
必死にその痛みに耐えようとしている姿が、なんともオレを疼かせ、オレのパンツの中は滲み出
た透明の液でうっすらと濡れていた。


断続的に流れる電流は、容赦なくサエコの陰核と肉襞の中を交互に刺激し、かなりの苦痛を与え
ているようだった。電流の刺激はしだいに強くなるのか、サエコの下半身が生きた海老のように
断続的に撥ね、彼女の息がしだいに荒くなっていく。


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