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天狗屋物語
【SM 官能小説】

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天狗屋物語(前編)-5

…あっ…ああっ…

股間に食い込んだ股縄を、尻縄にねじ込こんだ竹竿で強く緊めあげてやると、カズコは少しずつ
興奮してくる。根っからの縄好きマゾ女に間違いないようだ。


それからオレは、電マでカズコの体中を撫でてやる。なかなかいい喘ぎ声をあげて悶える。悶え
るごとに縄がヒシヒシと肌に強く絡んでくるのだ。カズコは嬉しそうによがり声をあげながら、
すぐにあそこの股縄をあふれ出る蜜汁でビチョビチョに濡らしていた。

…ああっ…いい…いいわ…

カズコのどこからそんな色っぽい喘ぎ声が出るのか、不思議なくらいだった。オレは、つい本気
になってしまった。


そのあとバラ鞭で楽しませてやった。鞭はカズコの希望だ。ただし、一本鞭は大切な肌に、痕が
はっきり残るからイヤだと言う。ぶよついた肉肌のどこが大切なのか、オレにはちょっと理解で
きない。

カズコの肉体は見た目よりは弾力があり、鞭の手応えも申し分なかった。振り下ろされる鞭に
カズコは悩ましくのけぞり、色っぽい嗚咽を洩らしながらも、うっとりと鞭の快感に酔いしれて
いた。

どんな女でも縛って責めてやれば、別人のような艶めかしい恍惚とした素顔が見えてくるから
不思議なものだ。


仕上げは、股縄だけを解いてやり、立ち縛りポーズのカズコの尻を抱きながら、縄目の痕が赤く
残ったマンコに抜かずの三発ぶちこませてもらった。こんなババアでも、オレは縛るとやれる。

カズコの歳にしては、あそこのシマリはいい方だが、縛らないカズコの生のからだは、酒でも飲
まないかぎり、絶対に抱く気にならないことは確かだ。



静まりかえった深夜の店の外で野良猫がうるさく鳴いている。
オレは二本目の缶ビールを開け、半分ほど一気に飲む。ふと、パソコンの画面に広がったのは、
歳の頃は三十歳くらいの保険屋のヨシエという女の緊縛写真だった。

緊縛したヨシエの体は細身だが若い肌だけあって、まだムンムンした匂いがしたものだ。華奢な
わりには雪白の肌をしたオッパイは、ふくよかで張りがあり、喰い込んだ黒縄がよく似合う女だ。


ヨシエは、隣の爺さんのところに保険の勧誘によく訪れる。

ショートカットの髪型で面長の顔をした色気のない女で、独身のくせに奥様風の眼鏡をかけた
化粧っ気のない顔は、若いのに少し老けて見える。ウブな女の顔だが、整った唇だけがこの女の
秘めた欲情を湛えている気がする。

はっきり言ってネクラの女だ。ときどき近くのカクテルバーで、地味な服を着て、ひとりでため
息つきながらビールを飲んでいるのを見かけたことがある。聞いたこともないような真面目な文
学作家の文庫本を読んでいるときもある。

たまたまバーで会ったとき、つき合わないか…なんて、冗談で声をかけてやったら、オレのズボ
ンの股間のふくらみを不潔なものでも見るようにシゲシゲと眺めやがった。そのうち縛ってオレ
のチン○ンを咥えさせてやろうと思ったが、チャンスは意外と早くやってきた。



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