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天狗屋物語
【SM 官能小説】

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天狗屋物語(前編)-4

地下鉄R駅の近くの喫茶店で、カズコと待ち合わせる。

それにしても、たまげたな…この歳で、ピンクのシャツに、パンツが見えそうな花柄模様のミニ
スカートはないだろう。茶色に染めた長い髪は、太めの丸顔にははっきり言って似合わない。

それに念入りに厚化粧した顔の厚めの唇には、ぞっとするような濃い口紅をしていた。
ゾクッとするような薄い笑みを浮かべながら、カズコはオレに粘りつくようにからだを寄せた。
女って恐ろしいものだぜ、まったく…。


はっきり言ってカズコは、昔も今もブスだと思う。ただずっと独身だったせいか、年齢よりも
十歳くらいは若く見えるから不思議だ。
深い谷間のある豊満な白い胸は、ブラジャーをしていないのか、シャツから突起した大きめの
乳首が、妙に色っぽい。

太めのからだと言いながらも、歳のわりには腰のくびれは何とか維持している。でも、垂れた
ケツはでかい。そのわりには、ミニスカートから伸びた、パンストに包まれた太腿は、なぜか
ムラムラするほど色気がある。

何となくカズコのからだ全体のバランスに違和感があるが、むっちりとした腿と比べて膝から伸
びたスラリとした細い足首は欲情をそそり、つい舐めたくなる。オレは足首の細い女ほど縛りた
くなる。自分でも脚フェチだと思っている。


セックスなんて、何年もやっていないのよ…なんて、よく言うよ…。

…三十歳のときにつきあっていた不倫相手が、初めて経験した相手だったわ…なんて、吐き気が
するような大ウソつきやがって…


カズコの払いで、近くの有名なSMホテルにシケ込む。それにしても、カズコは性欲旺盛のマゾ
女だった。カズコはSMプレイは初めてではなかった。ブスのカズコを相手にプレイをした男の
顔が見たいものだとオレはふと思った。


久しぶりだわ…なんて、カズコがしおらしく言う。SMルームの妖しい雰囲気にうっとりと酔っ
たようなカズコの目は、いつのまにか素直なマゾ女の瞳に変わっていた。
肥えた下腹の肉に喰い込んでいる赤いビキニパンティを、オレの前で恥ずかしげもなく、さっさ
と自分から脱ぎ、蛇のような色目でオレに視線を向ける。

「あんたの好きなようにしていいのよ…」
素っ裸になったカズコの猫撫で声に、オレは背中がゾクッとする。


後ろ手に縛り、ねっとりと弛んだオッパイの上下をキリキリと緊めあげる。乳を搾りとるように
縄がけをしただけで乳首がそそり立ち、早くもしっとりとカズコの瞳の奥が色っぽく潤んでいる。
カズコの柔肌には縄が面白いようによく喰い込む。

噎せるように繁った漆黒の陰毛の中を這うように股縄をかけ、股に這わせた縄瘤を色褪せた割れ
目ににしっかりと咥えさせてやる。男経験が少ないのか、意外に淫唇は悩ましく閉じている。
せいぜいオナニーくらいしかやっていないのだろう…。

甲羅に縛り、片方の脚だけを天井から吊った片脚立ち縛りだ。縄が喰い込んだマンコがしっかり
見えるポーズだ。縄に感じているのか、すでに太腿の付け根をひたひたと湿らせ始め、柔らかい
肉の亀裂に沈み込んだ縄瘤に絡んだ陰毛が、艶々と濃さを増しているようだった。



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