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天狗屋物語
【SM 官能小説】

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天狗屋物語(前編)-14

オレは缶ビールを飲みながら、パンツに入れたもう片方の手で自分のものを扱き続けていた。

ヨシエの縛った画面を前に、なぜか店に来たあの女を思い描いてチン○ンを硬くしているのだ。
ヨシエ以上に色っぽいあの女の唇を想像すると、オレの肉棒を咥えさせて、根元まで唇でしっか
りしゃぶらせたいと思うのだ。

そして、あの女を大股開きに縛りあげて、あそこの奥の奥まで舌で弄くり、露が滲み出る割れ目
の蕾を吸い上げ、ヒイヒイ悦ばせてやりたい欲望に駆られるのだった。


でも…どうしてもひっかかるものがあった…。あの女の顔を以前どこかで見たことがあるような
気がしたのだ。だが、どこで彼女を見たことがあるのかはまったく思い出せなかった…。



それにしても、オレがチン○ンをしごいていときに、爺さんはいきなり部屋に入ってくるのだ。

「あんた、毎晩、チン○ンをしごくのは、からだによくないぜ…」と、あきれた顔で言う。
まったく、よけいなお世話だ。やりたいときは、やりたいんだよ…うるさいジジイだ。

「…あんたに、ちょっと見てもらいたいものがあるんだ…」と言いながら、爺さんは、オレを
いつもの仕置き部屋に連れて行く。


いつ、爺さんがここにこんなものを持ち込んだのか、まったく知らなかった。

「こりゃいいぜ…爺さん…」

黒ずんだ木材の表面が黒光りしている。それは拷問用の三角木馬だった。オレもチャチなしろも
のやSMホテルにある柔なものは知っているが、これはずしりとした重みがある本格的なものだ
った。

「倉庫に入れておいたものを運んだよ…重かったな…」

爺さんがストリップ小屋で働いていたときに、女たちの仕置きに使ったというしろものだ。

年季が入っている。さすがに、背の尖った部分は少し削ってあるが、それでも不気味なほどの
鋭角に尖った三角木馬だった。足元には錆びた鎖に繋いだ鉄球まで転がっている。

「あんた、しっているだろう…その重しを跨らせた女の足首に嵌めるんだよ…ほら、少し小便の
臭いがしないか…何人もの女が、これに跨って苦痛で小便漏らしたからな…明晩あたり、ヨシエ
で楽しんでみるか…」

そう言いながら、爺さんは、眼鏡の奥に淫靡な笑いを浮かべた。


…この爺さん、ほんとうのサディストだぜ…まったく…


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