投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

天狗屋物語
【SM 官能小説】

天狗屋物語の最初へ 天狗屋物語 12 天狗屋物語 14 天狗屋物語の最後へ

天狗屋物語(前編)-13

うっ…ううっ…

ヨシエは爺さんの巧みな指使いに、熱っぽいよがり声を洩らす。玉猿轡を咥えた唇の端から、
涎がわずかに滲んでくる。爺さんの指が深く挿入された秘裂のぬかるみは、すでに熱い蜜汁が
しっとりと溢れかえっていた。


爺さんの長い指は、ヨシエの膣孔の襞をなぞるように抜き差しを繰り返し、ときには秘所の
奥深いところを突き上げるのだった。

ああっ…あっ…

「もう指に感じるぜ…あそこがヒクヒク動いているな…縛った女は感度がよくて、早くイクもの
だぜ…」と、爺さんがヨシエの嗚咽に満足そうに呟く。


それにしても、ほんとうにスケベなジジイだぜ…。

この爺さん、昔はストリップ小屋の仕切り役をやっていたというだけあって、女の扱い方はなれ
たものだぜ…なんでも、言うことを聞かない女を責め上げていたらしいじゃないか…羨ましい商
売だぜ…。

爺さんの指だけで、ヨシエは、あっさりイッてしまったのだ。


座敷転がしの縛りポーズのまま、ヨシエを小屋裏から垂れ下がる幾本もの縄で吊り上げる。ヨシ
エの下半身が持ちあげられ、頭がやや下に垂れ下が。性器だけが上を向いた格好で晒され、ちょ
うどオレの胸ぐらいの高さになる。かなり厳しい縛りだが、宙吊り縛りとしては、オレの好きな
ゲイジュツ的な縛りポーズだ。


爺さんが赤い極太の蝋燭に妖しげに火を灯す。

「あんたわかっているかどうか知らねえが、オッパイを斑に蝋涙で染めあげるのもいいが、女が
敏感に感じる太腿の内側から、少しずつあそこの割れ目に向かって蝋燭を垂らすのがコツなんだ
ぜ…このポーズだと、尻穴への蝋燭責めも楽しめるってことさ…」

この爺さん、いかにもわかったような口ぶりでオレに言う。蝋燭の使い方ぐらいオレが知らない
と本気で思っているのかな…。


宙づり状態で縛られたヨシエは、爺さんの容赦ない熱蝋責めに悶えまくり、最後は下半身をブル
ブルと波打たせながら、ふたたびイッたのだった。

結局、オレは縛ったヨシエを犯す前に、烈しく悶えるヨシエの姿にパンツの中で二度目の射精を
してしまった。

そのとき初めて爺さんが勃起不能だということを知って、オレはつい大笑いしてしまった。


あれ以来、ヨシエは爺さんにほんとうに鍵付きの貞操帯を嵌められ、オナニーもできないらしい。
ときどき爺さんに、泣きそうな声で貞操帯を外してくれるように哀願しに来るらしい。

意外なことにヨシエは、また縛って虐めて欲しいわ…なんて、猫撫で声でこっそりオレの携帯に
電話してくる。女ってわからないものだぜ…オレは、マゾに目覚めたヨシエを、本気で調教した
いと思った。




天狗屋物語の最初へ 天狗屋物語 12 天狗屋物語 14 天狗屋物語の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前