天狗屋物語（前編）-11
うぐぐっ…
噎せようとするヨシエの頭をオレは両手でしっかり抱え込み、ヨシエの唇に擦りつけるように
ピストンの動きを始めた。
ううっ…
「ほら、しっかりしゃぶるんだぜ…」と言いながら、オレは腰を突き立て、肉棒の先端でヨシエ
の唇の中をこじりたてる。
うっ…うっ…
しばらくすると、微かに嗚咽を洩らしながらもヨシエは、しだいに唇を大きく開き、舌先をチロ
チロと肉棒の包皮に恥ずかしげに絡ませてくる。
「もっとしっかり舌を使うんだ…」
オレが腰を蠕動させると、しだいにその動きに呼応するようにヨシエは唇を窄め、気を入れて
しゃぶりはじめる。セックスなんてご無沙汰のはずのヨシエが、男のチン○ンを欲しがるのは
あたりまえだぜ…。
やがて慣れてきたのか、頭をもたげたチン○ンの先端に、ねばっこく舌先を触れ、幹の側面にも
舌を這わせ、ゆっくりと肉幹の根元から唇で締めつける。なかなかのものだ…。
いつのまにかガクガクと頭を上下させながら、無我夢中でオレのものをしゃぶり続けているヨシ
エは、溜まっている欲求不満の女に間違いないと確信した。
やれば、できるじゃねえか…意外と素質のある女だ。
弛んだ垂袋の中で睾丸が微かな収縮を始めていた。チン○ンがドクドクと脈打ちながらさらに固
く屹立していく。額に汗を滲ませたヨシエは、肉棒に巧みに舌を絡め、尿口の微妙な肉の起状さ
え擽るようになぞる。そして、ときには深い息を吸うように亀頭の先端を咽喉の奥深く呑み込む。
我を忘れたようなヨシエは、さっきの恥ずかしさもどこに行ったのか、舌先を巧みに動かし、
チン○ンの包皮をめくりあげるようにつつきながら、肉淵の溝を舌の先端でねっとりとなぞる。
ウブと言いながらも、根は好きものの女なのだ…ヨシエは…
しだいに興奮したヨシエが舌を深く擦りつけていくほどに、少しずつオレのものはヨシエの
あふれ出る唾液でヌルヌルと包まれていく。チン○ンの先端を咥えたヨシエは、雁首のえらの
ような肉淵をペロペロと唾液でぬかるんだ舌で突く。亀頭に伝わるヨシエの舌の生あたたかさと
小刻みな蠢きが何とも心地よく、オレのものは、堅く屹立したまま、ビクビクとそり返る。
「うまいじゃねえか…ヨシエ…ほんとうはこういうのが好きなんだろう…」
そう言いながら突き上げたオレの肉棒の雁首が、ぬるりとヨシエの頬の内側をつつく。肉棒で
ふくらんだヨシエの頬が妙に色っぽい。
しゃぶられるチン○ンから饐えた匂いが漂う。さらに粘り気のあるヨシエの唾液が、肉棒の粘膜
に執拗に絡みつく。