変態の夏休み2-6
更にそんな一団を挑発するように大きく両手を挙げて。
ゆっくり伸びをする澄恵。
マイクロビキニの食い込んだ丸い乳肉が殊更盛り上がり。
ビンビンになった乳首が薄過ぎる生地の下でその存在を誇示する。
その乳首もさることながら。
地味に男子高校生や男子中学生の興味を惹いたのが…。
澄恵の脇の下であった。
処理はしているのだが、マメにではないのだろう。
ふっくらと柔らかそうなその脇の肉に無精髭のような黒々とした短い脇毛がポツポツと見て取れるのだ。
だらしない女の子。
普通ならそう思われるような脇の下ではあるが。
今の澄恵の格好が格好だ。
その脇の下すら…敢えてそんな感じにしている。
澄恵を取り巻く男子高校生も、男子中学生もみなそう思っていた。
事実、その通りであった。
兄に言われた訳ではなかったが。
フサフサの脇毛を蓄えるべく、澄恵もここ数日脇毛の処理をしていなかったのだ。
その脇の下と乳首を充分に見せつけた澄恵。
ゆっくり両手を下ろすと。
その乳肉をプルンプルン震わせながらゆっくりと椅子から立ち上がる。
汗は既に流れ落ちるくらい吹き出して、澄恵の全身を濡らしている。
そしてその内股には汗とは違う体液が溢れ流れている。
そんな立ち姿で男子高校生や男子中学の一団をそれとなく見つめる澄恵。
勿論その顔にはイカれた笑みがはっきり張り付いている。
そんな澄恵を見て。
ザワザワとザワめく男子高校生たち。
男子中学生たちはみんながみんな生唾を飲み込んでいるかのように静まり返っている。
そんな男子高校生も男子中学生もみな一応に海パンの股間をもっこりと形づくっている。
その浮き出たモノにそれとなく触れている男子中学生すらいる。
“ああっ…最高…さいこうっ!!”
歓喜の声を上げて自分の股ぐらを擦りまくりたい澄恵だが…。
それは辛うじて、それは堪えると。
自分を取り巻く一団の方に背中を向ける。
『マジかっ!!』
『ヤバい!!』
『うほぉぉぉ!』
ザワメキが歓喜の嬌声に代わる。
そんな一団に向けて細い紐のような生地が食い込んだ丸い尻タブを突き出す澄恵。
更に…。
股を肩幅に開くと。
自分の爪先を触るように上半身を屈める澄恵。
勿論、太い両足はピンと突っ張ったまま。
グッと突き出され、ぱっくりと開かれ。
股ぐらの縮れ毛、プニュと肉づいた卑猥な肉襞。
それらをゆっくりと一団に曝す澄恵。
そして。
男子高校生や男子中学生。
それらの誰よりも先に当の澄恵が我慢できなくなった。
スッと身を起こすと。
上気した顔を強張らせ、一団を顧みる事もなく兄の方へ歩き始める澄恵。
男子中学生は無論、男子高校生も。
今までの尋常ではない状況に圧倒され、そんな澄恵を見送るしか出来なかった。
兄の下へと戻った澄恵。