西畑自己満ラジオＲⅨ-1
西 「なになになになに？」
畑 「はい！？ 急にどうしたんですか？」
西 「あれや。俺がな～ 休んでるな～ 時にやな～。なにやらな～ ぬる～い挨拶みたいなんを言うてたらしいやんか」
畑 「え、あ、まぁ」
西 「ちょっとな～。言うてみてくれへん？」
畑 「じ、自己満は……」
西 「ぬる～」
畑 「いいじゃないですか！！ たまには、私のやりたい事やっても」
西 「やってええこととな～。悪いことがあるわな～。挨拶なんてどうでもええ訳やん。そんなんに時間割くぐらいなら、もっとおもろいしゃべりできるやん」
畑 「た、確かに」
西 「だから、二度と言わんといてくれるか？」
畑 「え～ぇ、気に入ってるのに」
西 「言わへんな！！」
畑 「わ、わかりましたよ」
西 「約束できるな？」
畑 「……約束します」
西 「ほな、タイトルコールに行ってええかな？」
畑 「はい」
西 「それでは、タイトルコールにいってみましょう。西畑自己満ラジオ！」
畑 「Ｒ」
西 「自己満は！」
畑 「ちょっ！」
西 「この番組のパーソナリティを勤めますのは、私、西浩一と」
畑 「は、畑由紀です」
西 「しゃべくりと思いつきだけで進めていきますよ」
畑 「言うなって言ったくせに！」
西 「いや、あれだって。そういう笑いのパターンだろ」
畑 「のっけから関西弁で説教しといて、それを狙ってただけですか？」
西 「ザッツライト」
畑 「最悪ですね。私のこのへこんだ気持ちはどうしてくれるんですか！？」
西 「どうもしませーん」
畑 「うぜ。この、顔。ラジオだから伝わらないのに」
西 「さってと。ＣＭ行って、コーナーやって、コーナーしめて、エンディングやって、はやく終わらして、家かえって、息子にほお擦りしよ」
畑 「はいはい」
西 「この番組は素人投稿小説サイト PiPi's world と 暖かい読者のみなさま と メールを下さった方々の提供でお送りします」