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西森自己満ラジオ
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西森自己満ラジオT-1

西 「いやぁー、始まっちゃいましたね」
森 「そうですね、私なんてラジオも初めてですよ」
西 「あ、そうなの? ゲストで呼ばれた事も?」
森 「うん、無い。 だから西さん、引っ張っていってくださいね」
西 「やだよ」
森 「え、( ̄□ ̄;)!!」
西 「それではタイトルコールいってみましょう! 西森!」
森 「自己満ラジ オー!」
西 「この番組はわたくし西浩一と」
森 「森美玖がおおくりする番組です」
西 「はい、しゃべくりとテンションだけで進めていっきますよぉ〜」
森 「はいぃ〜」
西 「あれですよ、一回目の放送という事で自己紹介とかさやればいいんじゃない」
森 「うわ、他人事だよこの人」
西 「じゃあ私から行っきまぁ〜す、西浩一と申します、年は三十路、結婚して娘が3才になりました」
森 「終わり!?」
西 「え、それ以外に何を言えばいいんだ?」
森 「趣味とか、特技とか」
西 「じゃあ次は森ちゃん自己紹介したら」
森 「うわ! 聞いといてその扱い! エェッと森美玖です、ピッチピチの23才。 血液型はO型 彼氏募集中! で、趣味はカラオケ 特技はギター。 本業は歌手です」
西 「売れてないけどね」
森 「今はね、今は」
西 「何、歌で売れようと思ってるの?」
森 「あったりまえじゃないですか」
西 「んじゃあ聞くけど、最近やったライブでお客さん何人きてくれたんだっけ?」
森 「……10人」
西 「ほら」
森 「違うんですって、お客さんはライブする度に増えていってるんです!」
西 「森ちゃん…… フォローになってないよ、違うんですぅいつもはもっときてくれるんですぅ、とか言わないと」
森 「んじゃそういう定でいきます」
西 「ちなみにこの番組では森ちゃんの曲はいっっっさい流しませんから」
森 「なんでですか! 」
西 「森ちゃんにはね売れてほしくないの」森 「なんでそんな事言うんですか! これから一緒にラジオやるんでしょ、応援ぐらいしてくれてもいいじゃないですか!」
西 「そうさ、森ちゃんとね長くラジオやりたいからね、森ちゃんが売れて忙しくなったらこんなクソ番組ポーンと蹴るかもしれないでしょ、僕はね森ちゃんとねラジオがやりたいんだよ!!」
森 「に、西さん、そんなに私の事を……(T_T)」
西 「嘘じゃボケ!!」
森 「うわ、この人ひでぇ! 乙女の涙を返せ!!」
西 「CMの後もまだまだ続きます」
森 「あ、勝手にCM行かないでくださいよぉ〜」
西 「この番組は素人投稿小説サイト PiPi's world と 暖かい読者の方々 の提供でおおくりします」



西 「森美玖を教育しよぉ!!」
森 「あいあい」
西 「世の中の常識を全く知らない森美玖をわたくし西が1から教えて行こうというコーナですよ」
森 「確かにね、私ねスタッフさんとかマネージャーさんとかに常識がないねってよく言われる」
西 「はいその通り!! 番組の打ち合わせの時にね、あのぉ森さんのコーナ作りたいんですって中山がね」
森 「中山ってもリスナーの人わかんないよ」
西 「うちのね、プロデューサの中山がね言いやがる訳ですよ。 で、スタッフ全員と私と私のマネージャーと君のマネージャーと中山で森ちゃんってこんな人だよねって言い合った訳、そしたら大体みんながね、森ちゃんは常識がないとか天然だよねとか好き勝手言った訳」
森 「人がいないのを良い事に、とんでもないですね、わたしの周りにいる大人達は!!」
西 「じゃあ森さんに常識をたたき込むっていうコーナはどうですかって中山がね言い出しましてね」
森 「全会一致で決まったと」
西 「正解!!」
森 「うわ、最悪だよこの現場!!」


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