お嬢様 美智子B-1
次の日…。
わたくしは恐る恐る駅のホームに向かいました。
あの痴漢さんの姿ははっきりとは見ていませんが…何となくは分かりました。
幸い今日はいない様でした。
わたくしは大きな安堵と僅かに残念な気持ち持って電車を待ちました。
電車がホームに入って来ました。
“今日はいらっしゃらないのかしら…”ハッ…わたくしったら何を考えているのでしょう。
わたくしは自分を叱咤し気を引き締めて電車に乗り込みました。
昨日よりもおぞましい事が待ち受けている事も知らずに…。
「はぁ…はぁ…お嬢さん…昨日痴漢されてたでしょ?」耳元で不意に囁かれ…わたくしはドキっとして声の方を見ました。
頭の禿げ上がった中年の男性がニタニタといやらしい顔で笑っておりました。
その瞬間…わたくしはこれから起こるであろう事を想像してガタガタと振るえだしてしまいました。
「M学園の子か…じゃあ…いいトコのお嬢様なんだね。」中年男性はニヤニヤとしながらわたくしのセーラー服の胸を刺繍を指先でなぞりました。
「や…やめて…下さい…」あまりのおぞましさにわたくしは肩を窄めて中年男性の手から逃れようとしました。
相手が喋っているせいでしょうか…今日は声を出す事も出来ました。
「いいじゃん…今日は俺達にやらしてよ」反対側の若い男性が言いました。
わたくしはびっくりしてそちらの方を振り向いたのですが…その時には既に若い男性の手はわたくしの腰骨の辺りに添えられていました。
「は…放して…下さい…」わたくしは僅かにもがきました。
「逃げれないよ…お嬢ちゃん。」別の声が後ろから聞こえ…もがいていたわたくしの両肩をガッシリした手が掴みました。
「そ…そんな…」わたくしは自分が置かれている状況を把握しました。
痴漢さん…痴漢さん…痴漢さん…わたくしの周りは痴漢さんだらけでした。
「お嬢さんは…やっぱり処女かなぁ?」最初の中年の痴漢さんがやはりニタニタと聞いてまいりました。
わたくしは目に涙を溜めて何度も何度も顔を縦に振りました。
「じゃあ大人しくしていれば…処女を奪ったりはしないから…わかったね。」相変わらずのニヤケた顔ですが…言葉に妙な迫力があり、わたくしは縦に顔を振るしかできませんでした。
「よし…よし…いい子だ。」痴漢さん達は寄ってたかってわたくしのスカートを捲くり上げてゆきます。
「いやぁぁぁ…やめて…ください…」か細い声を上げるわたくしですが…前も後ろもスカートは捲くり上げられ…電車の中だというのにショーツが剥き出しになってしまいました。
「へぇぇ…まだ子供っぽいパンツ穿いてるなぁ」若い痴漢さんがわたくしの木綿のショーツを嘲笑い携帯電話で写真を撮っております。
「あぁぁ…嫌…です…」わたくしは顔から火が出るくらい恥ずかしくてついついモゾモゾと動いてしまいます。
「ほら…大人しくしてないと…」まるで生徒に注意を促す教師の様な口調で言いながら中年の痴漢さんがわたくしの然程太くない太腿を撫でましてまいりました。
後ろの痴漢さんもわたくしの小さなお尻を揉み回しております。
しかも…その手はひとつではありません。
「あぁぁ…やめ…て…」また、あのはしたい感覚が沸々と湧き上がりかけてまいります。
「あ!あぁぁぁっ…」わたくしのお尻を弄っていた痴漢さん達の手がわたくしのショーツをグググッと引き上げます。
ショーツがまるでフンドシの様にお尻の割れ目に食い込み…わたくしのプリンとしたお尻の二つの膨らみが剥き出しになってしまいました。
「あぁぁぁ…許してぇ…」わたくしは切なげに囁くのですが…後ろの痴漢さん達は容赦なく、わたくしのお尻の丘を揉みしだき、グッとお尻を押し開きます。
そんな事されたら…そんな事されたら…お尻の穴がショーツからはみ出してしまいます。