西畑自己満ラジオW-2
畑 「あ、こんばんは」
西 「すみません。こんな遅くまで見てもらって」
畑 「いえいえ。気にしないでください。それより、桜ちゃん、お迎えがくるまえに眠っちゃったんですよ」
西 「すいません。私ももうすこし早く迎えに来れればいいんですけど、仕事がどうしても抜けられなくて」
畑 「桜ちゃんを男手一つで育っててらっしゃるのは知っていますから。それに、桜ちゃんの寝顔を見ていると、なんだか疲れが吹っ飛んで行くみたいで、私が助かってるぐらいなんですよ」
西 「そう言っていただけるとありがたいです。桜も、家にいるときはいつも畑先生の話ばかりするんですよ」
畑 「まぁ、嬉しい」
西 「桜は、物心つくまえに、母親がいなくなってしまいました。先生の事を、その、母親のように感じているのかもしれません」
畑 「あら、桜ちゃんのお母さんなら、私から立候補しますよ」
西 「え……」
畑 「お父さま、いえ、西さんも仕事と育児と家事をするのは大変でしょう。私がたとえ半分でも負担できるのであれば、いえ、私が西さんを支えてあげたいんです」
西 「はい、しゅ〜りょ〜う」
畑 「え、いまからいいとこだったのに?」
西 「なんかね、あれ以上は恵に申し訳なくて」
畑 「演技に私情を挟まないでくださいよ」
西 「それでは、判定していただきましょう。どーぞ!! はい、丸一個ということで、一自己満ポイントゲッでーす」
畑 「青木さん以外の人、なんで丸じゃないんですか!? 私がんばりましたよ!!」
西 「逆に、青木が丸な理由を聞きたいな。ん、なに、僕はそんな献身的な保母さんが好きです。って、ただの保母さん萌えじゃねぇかよ」
畑 「萌えってよく聞きますけど、どういう意味なんですか?」
西 「意味ってか? んーとー、フェチと同じような意味合いかな?」
畑 「あの……フェチってなんですか?」
西 「そのなんだ、簡単に言えば、性癖みたいなものだな」
畑 「じゃあ、青木さんは献身的な保母さんに性的興奮を覚える訳ですね」
西 「ま、まあ、そうだな」
畑 「……分からなくもないですね」
西 「え!」
畑 「では、ここでいったんCMです」
西 「ここで番組からのお知らせです」
畑 「はい、番組ではみなさまからのメールを募集しています。私達への疑問、質問。西さんに挑戦してもらいたいこと、私に演じてもらいたいシチュエーションや言ってもらいたい言葉。作者への要望や、罵詈雑言などなど、なんでもいいので送ってください」
西 「メールのあて先は、作者の公開アドレスに、ハンドルネーム、お住まいの都道府県、などを書いてメールのタイトルをラジオへのメールだとわかるようなものにしてください」
畑 「みなさまからのメール。お待ちしております」
西 「さて、次回は、楽しい楽しいクリスマスパーティの可能性があります」
畑 「可能性があるって、変な言い回しですね」
西 「いやね、作者がパチンコなどなどに興じすぎて、これが放送開始するのが、12月に入ってからなんだよね。だから、このままのペースだと、クリスマスはおろか、今年中に間に合うかどうか」
畑 「本当にあの人はダメ人間なんだから」
西 「ってなわけで、次回どうなるのかは、次回のお楽しみということで。今回はこのへんで解散!!」
畑 「バイバーイ」
西 「この番組は素人投稿小説サイト PiPi's world と 暖かい読者のみなさま と メールを下さったみなさまの提供でおおくりしました」