西畑自己満ラジオⅢ-2
畑 「三十路の飽くなき挑戦！！」
西 「久々ですね」
畑 「やる予定にしていたのに諸事情によって出来なかったのを省くと、約一年ほどやってないらしいですからね」
西 「まあ、作者がこの企画をするのをめんどくさがっているふしがあるからな」
畑 「でも、今回はやりますから。と、いうことで、立派な親父になるためのサイコロ。通称、ヤジコロに登場していただきましょう！！」
ガチャ
中山 「どうも、番組プロデューサの中山です。はい、これ」
西 「またデカいサイコロ持って来やがって」
中山 「正月の使い回しです」
西 「ヤジダーはどうしたんだよ」
中山 「壊れたままです」
西 「直せよ」
中山 「製作費が少ないんです」
畑 「まあまあ、そういうお金の話は置いといて。さっそく、ヤジコロの目をみてみましょう」
中山 「１・畑のスペシャルドリンクを飲もう、２・畑がスペシャルドリンクを飲もう、３・森に生電話、４・番組終了まで空気イス、５・音声、青木の張り手、６・番組終了まで、みんなの下僕 と、こういった出目になっております」
西 「なあ、おかしいだろ。ほとんど罰ゲームじゃねぇかよ」
畑 「スペシャルドリンクってなんですか？ 下手したら私飲まないといけないんですけど」
中山 「まあまあ、由紀ちゃん。それは出てときのお楽しみと言うことで。さ、西さんヤジコロ振って下さい」
西 「やだよ」
畑 「もう、仕事なんだかちゃんとやってよね！」
西 「お、ちゃんとできるようになったな。ご褒美に後で、シュークリームでも買ってやろう」
畑 「わーい。ご褒美だぁ」
中山 「芸をしたらエサやるなんて、イヌのしつけみたいですね」
畑 「さて、では、西さんお願いします」
西 「甚だ不本意ではありますが、振らせていただきます。ヨイショ！」
コロコロ
畑 「５！ ということは、なんでしたっけ。音声、青木の張り手！ に、決定！！」
西 「うわぁ、やっちゃった」
中山 「では、青木どうぞ」
バタン
青木 「え～、音声の青木です」
西 「帰れ」
青木 「え～、西さん。あきらめてください」
畑 「では、青木さんお願いします」
青木 「え～、西さん。歯を食いしばったほうが、え～、いいですよ」
西 「ちょ、ちょっとまって」
畑 「なんですか？」
西 「青木って、たしか大学でアメフトか何かやってたよな？」
青木 「はい。え～、高校からやってました」
西 「そんな奴の張り手なんて食らったら。俺、この後仕事出来なくなるかも」
中山 「その時は、私と由紀ちゃんで番組進めますから心配なさらずに」
畑 「そうですよ。前回も西さんがいなくてもちゃんと出来たんで、大丈夫ですよ」
西 「うわぁ、逃げ道が封鎖された」
畑 「では、改めて、青木さんお願いします」
青木 「歯を食いしばって、え～、行きますよ」
西 「んー！ んん」
畑 「青木さんがゆっくりと右手を振り上げていきます。スタジオの隅に、西さんはじりじりと後退りして、青木さんも負けじと距離を詰めていきます」
青木 「え～、行きます」
西 「んー！ んー！！んんん！！ （バシン！！！！！！！） っくうぅ……」
中山 「あまりの痛さに、リアクションが小さいですね」
畑 「うわ（笑）、西さんの、ほっぺが真っ赤になってますよ」
西 「……くぅ」
畑 「えっと、西さんが復活するまで、ＣＭです」