西森自己満ラジオⅩⅠ-2
森 「もう、しっかりしてくださいよ」
中山 「申し訳ない。じゃあルール説明に入りたいと思います。まあ、スゴロクなんで、サイコロを振って出た目だけ駒を動かして下さい」
西 「お前、俺らを馬鹿にしてんのか？ それぐらい知ってるっての」
中山 「で、止まったマスに書かれている指令をこなしてもらって、最終的に早くゴールしたほうがお年玉ゲット」
森 「お年玉！！」
西 「お年玉！！」
中山 「でも、負けた方には罰ゲームを用意してあるので、頑張ってくださいね」
西 「どっちから振る？」
中山 「まあ、レディーファーストで、森ちゃんから」
森 「やったね。じゃあ振ります。ほれ」
コロコロ
中山 「２ですね。えーと、次のマスに進むまでお嬢様口調」
森 「お嬢様口調ってなんですか？ どんな感じですかね？」
中山 「とりあえずやってみて」
森 「う～ん……。わらわの家は広いのよ、庭にプールもついてるのでございますことよ」
西 「……次、振っていいか？」
中山 「どうぞ」
森 「ちょっと！ わた、じゃない、わらわを無視しない！」
西 「振りま～す」
コロコロ
中山 「５です。えーと、スタートに戻る」
西 「え！？」
森 「わらわを無視した天罰ではございませんこと、ではわらわが行かせていただきます。それ」
コロコロ
中山 「６。っと、なにもなし。口調も元に戻していいですよ」
森 「西さん。おさきに」
西 「なんかムカツクわ。ホレ」
コロコロ
中山 「1ですね。相手と自分の場所を交代」
森 「な！ そんな！」
中山 「はい、森ちゃん１マス目に戻る。西さんは８マス目にジャンプですね」
西 「じゃあ、森ちゃん。お先に」
森 「西さんはひどい人だ、悪魔め！」
コロコロ
中山 「４ですね。スタートに戻る」
森 「っな！」
西 「俺を悪魔呼ばわりするのが悪い」
中山 「西さんはあと6でれば上がりですね」
西 「お！ じゃあさっさと上がりますか。よっと」
コロコロ
中山 「２ですね。次の番までイスぐるぐる」
西 「なにそれ。あ、青木が入って来やがった」
中山 「青木っていうのは音声さんです」
西 「青木てめぇ、手加減しろよ」
森 「青木さん。全力で行きましょう」
青木 「え～、じゃあ全力で」
西 「ちょ、まて、あぁあああぁぁあぁぁああああ～」
中山 「西さんの血が遠心分離しちゃわないうちに、森ちゃん振ってください」
森 「私が勝つには、1を出して場所交代するしかないですよね」
中山 「そうですね」
西 「あぁあああぁ！ 気持ち悪い、気持ち悪い！」
森 「じゃあ行きます」
コロコロ
中山 「おぉ！」
森 「あぁ！」
コロコロ
中山 「あぁ～、残念。３でした。さっき一瞬1で止まるかと思ったけどね」
森 「最悪ですね。お題はなんですか？」
西 「ダメ、もう無理！ 出ちゃうから、大事なもの全部出ちゃうから！」
中山 「スゴロクが終わるまで赤ちゃん言葉で」
森 「わかりまちた」
中山 「あ、もう西さんを止めてあげて」
西 「あぁあ～。あ！ はぁはぁはぁ」
中山 「なかなかぐったりしてますね」