ある淫魔のライフスタイル〜深紅の魔女ミーティ〜-4
4話
ミーティが両手を伸ばし、ジェイドの緑の髪をかき上げた。二人の熱っぽい視線が絡み合う。
「変わった瞳ね。でも、綺麗……」
ジェイドの右目は髪と同じ明るい緑だ。しかし左目は金に輝いている。ミーティはこの金の左目を見た瞬間、ジェイドに魅了されてしまった。インキュバスの魔力ではなく、ジェイドそのものに魅了されたのだ。
「ミーティさんも綺麗ですよ……」
ジェイドの言う通りミーティは類い稀な美貌の持ち主だ。最高の人形氏が手がけた作品のように整った顔立ちに、深紅の瞳と髪が強烈な印象を与える。一度見ればその姿を生涯忘れることは出来ないだろう。
ジェイドが再びミーティに口付ける。しかし今度は唇ではなく首筋に、優しく口付けた。
「ふぅっ……んっ……」
全身が敏感になっているらしく、それだけでミーティは熱い吐息を漏らした。
ジェイドは首筋に舌を這わせ、徐々にその位置を下げていく。
そして豊かな胸の突起へとたどり着き、舌先で弾いた。
「んっ!くぅっ!」
ミーティの身体に電流が走った。
さらに今度はこねる様に力強く舐め、もう片方の胸も手で優しく揉む。
「あぁんっ!んっ、くぅん!!」
ジェイドの愛撫にミーティは素直な反応を見せた。可愛い声をもっと聞きたくてジェイドはついばむ様に乳首に吸い付く。
「んっ、はぁんっ!い…ぃ……気持ち、いぃよ……はぁん!」
ミーティの身体に甘い痺れが走る。肌は汗でしっとりと濡れ、桃色に染まっている。
ジェイドは乳首をクニクニと甘く噛みながら、一番敏感な部分へと手を伸ばした。秘裂に触れた瞬間、ミーティの身体がビクンと跳ねた。そこは注ぎ込まれた精液と溢れ出す愛液ですでにトロトロだった。