従属-6
水を掛けられていた。
バスルームの床に倒れ、体を震わせていると、祐が立って、水を掛けていた。
頭がはっきりとしてきた。
体が冷たくなったせいで、尿意を催していた。
「トイレに行ってきます。」と言うと、祐は、「そのまますればいい。」と言った。
命令だった。
午前中に約束していたことはこれだったのかと思った。
逆らうという選択肢はなかった。
逆らえば、ひたすら仕置をされる日々が続くだけだ。
幸せではあるが、愛する人のペニスで射精してもらうために使われたい。
女としての望みだった。
美月は、しゃがんだ。
足を閉じていると、祐が、足で、膝を割った。
足を開いた状態で、祐を見上げた。
尿意で体が震えた。しかし、恥ずかしさでなかなか出ない。
人前で、するというのは、思っている以上に恥ずかしく、屈辱的であった。
祐は、時間がかかっても待っていた。
美月は、恥ずかしさと尿意との間で、葛藤していた。
しかし、ついに大きな音と共に、祐の前で排尿をした。
祐は、大きな声で笑った。
「さっきのディルドといい、今の姿といい、お前にはプライドがないのか?
それほど使ってほしいのか?」と言った。
美月は、泣きながら頷いた。
祐は、とても満足そうな表情をしている。
「お前には、プライドなど不要だ。」と言った。
美月は、体を丸め震えていた。