何かが来る-3
≪さあ、恥ずかしい所をすべて見せてごらん。嫌がらなくても、そんな所も含めて、すべてが愛おしい≫
マイは、見られるのは嫌なくせに、男を意識して短く直したスカートを股の所でにぎりしめ、不安そうに周りを見ている。
≪そんなに見せたいなら見てやるよ≫ 便器の中に移動した。
薄い陰唇と、小さく花開く花弁の奥。そこから糸が撚り合わされるように小水が吹き出してきている。
そこにあたしの荒くなった息がかかった。
指をそっと当て、花びらをもう少し開いてやる。そこにあるのは深い泉、まだ濡れてはいない。その入り口を、いかにも処女膜らしいそれが取り巻いていた。美しい薄ピンク色のそこには何の踏み入った形跡もない。
小指の先で、薄い部分に触れてやる。おっと、実体化しすぎた。マイの腹に力が入って、一瞬小水が強く噴き出した。
≪さて困ったぞ、こいつはなかなか強固な入り口を持っている。簡単に開通というわけにはいかないようだな≫ 入り口の周りを、細心の優しさで、羽毛のようになでた。それに合わせてマイの腰がかすかにゆれる。
指先を細くして、その中心に滑り込ませてみた。
「きゃん」マイが便器から腰をはね上げる。
前のめりになったおかげで、大きく開いた肉の割れ目と尻の穴が、明るい所ではっきりとみえる。つんと突き出した尻もいい。たまらずそこをなめてしまった。
穴がヒクつき、マイがうなって、小水をまき散らした。
≪感じているんだろ。気持ちいいんだろ≫
マイが身じろぐ、このひと時も終わりのようだ。トイレットペーパーに手をのばしている。
「そろそろ受け入れてもらおうか」
突き出したかわいい尻をイチモツで突いた。
「ひゃッ」マイは驚きのあまり前のめりにドアにぶつかって、頭をおもいきり打った。意識がとびかけたマイをたおれないように支えると、割れ目にイチモツをこすりつけた。
愛液ではなく、小水で濡れている。
「さあ、貫通式だ」 イチモツの堅さを最大にしてやる。あたまの中でドラムロールを鳴らした。
まだ意識のはっきりしないマイの膣めがけ、突く。
しかしきつい、分厚い膜が押し返してきた。
「きゃん?」マイが低く吠えた。
腰をもって押し付けると、もういちど力を込めた。
マイは尻を上げ、体をふたつに折ったまま、息を詰めて我慢している。
「辛抱だよ」押し込もうとすると、急に腰を大きく横にはらい、マイが立ち上った。
もう少しだったのに ―――