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「背徳と退廃・花嫁Mの手記」
【SM 官能小説】

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「背徳と退廃・花嫁Mの手記」-11

「あ、ああっ……嫌っ」
「うははっ。本当は嬉しいんだろ?」
「ち、違いますっ」
 ペッ、ペッ。
「ほら。わたしの臭い唾だらけの醜い貌だ……」
「ああっ。ダメですっ」
「美優はもっと醜い貌にされたいんだ?……そうだ。ロープで縛ってやろう」
 教授はそう言って、別のロープをバッグから取り出してこられたんです。

「きょ、教授を……恨みますっ」
 わたくしが抵抗出来ないのをいいことに、教授はとんでもなく非道いことを思い付かれたんです。顔の上半分をわたくしが半日穿いていたショーツで覆われ、ショーツの上から黒いロープでグルグル巻きに梱包されたのです。両目は見えず、鼻をペチャンコに潰され、耳も聞こえにくい状態にされてしまったんです。首にも巻かれていました。
 口唇だけが出ていたんです。
「ふふっ。美優の美しい貌が半分見えなくなって残念だが……顔の無いセックスドールのような異様な姿に、ゾクゾクするぞ」

 口唇だけが出ている顔ほど異様で、惨めな姿はありません。

熱い吐息を洩らしているその口唇を教授の口で乱暴に塞がれたんです。貪りつくようなキスでした。舌を出すように言われ、それにも従いました。
 ずっと丸裸の肢体を晒していながら、この時初めて口唇を奪われたのです。舌を吸われて、舌を絡まされ、唾液を啜り合うような濃厚なキスが延々と続きました。
「ん、はあっ。ああ、あっ」
 口唇を重ね、舌を絡ませながらDカップの大きなバストをタプタプと乱暴に揉まれて、わたくしは熱い喘ぎ声をこらえることが出来なかったのです。

 ロープで視覚を奪われていたせいでしょうか。貪るようなキスにもバストの荒々しい慰撫にも、わたくしの身体は恥知らずな反応を返していたんです。教授の容赦のない玩弄に感じてしまっていたんです。
(あああっ、もっと美優をメチャクチャにしてっ)
 そんな邪悪な思いがふつふつと沸き上がっていました。

 大きな乳輪の中心に尖っている乳首を指先でコロコロ転がされていたかと思うと、突然ギュッと強く摘み上げられました。
そんな乱暴なことをされた経験のないわたくしは、あまりの鋭い快感にはしたない声を放ってしまったのです。
「んふうっ。あああっ、嫌あーっ」
 背中に電流が走り抜けるような感覚でした。感じやすいわたくしの乳首が恨めしくてなりません。
「ふふっ。乳首がカチカチに勃起してるのが分かるか?」
「ああっ、しないでっ」
「もっと強くしてと言うんだ」
 教授は両方の乳首を捻り潰すみたいに摘んで、重いバスト全体を上の方に引っ張り上げるんです。左右の乳房をいいように弄ばれたんです。
「し、しないでっ」
「感じてるような声が出てるじゃないか」
「ああ、あっ。ダ、ダ、ダメーッ」
「感じてると美優が認めるまで、止めないからな」
「嫌あっ……止めないでっ」
わたくしは、とんでもないことを口走っていたんです。きっと顔面をロープで縛られていたせいで、錯乱していたんです。
「な、なんだと?」
 教授は驚いたような声を上げておられました。
「ああっ。感じてます……感じるんですっ……だ、だから、止めないでっ」
 もう一度、はっきりと教授の乳首嬲りを求めてしまったんです。
「ぶはっ。なんて感じやすい、嫌らしいマゾだ」

 教授はわたくしのことを真性のマゾヒストと決めつけて、罵られるんです。
「こんな風にオッパイを虐められて感じるなんて、恥知らずな真性マゾだな」
 ひどく罵られるほど、わたくしの裸身はあさましい反応をしてしまうんです。ロープで左右に広げられている両脚をガクガク揺さぶっていました。
「ああん。ダ、ダメーッ」
 淡く色づいた乳輪も大きな丸餅のように膨らんで勃起していたはずです。
 その大きなお餅が教授の口の中に吸い込まれていました。凄い力で吸い付かれて、更に膨らみを増していました。そして乳首を舌先で転がすように弄られていたんです。

 乳首に歯を当てられ、ひどく噛みつかれた時、わたくしは胸を突き上げるようにして、あさましい身悶えを晒してしまったんです。
「ヒイーッ、いいっ」
 もっと噛んでなんて恥ずかしいことは、口が裂けても言えません。
真っ暗なはずの網膜が紅蓮の色に染まったのを覚えています。


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