インクブス・ゲーム-7
「無駄だと言っただろう」その表情を何枚も撮った。
アミの体の中で大きな炎が体を焼いているのがわかる。
「たすけて。本当に何でもするから」
「もうおそい。今からおまえは、私のしたいことを、何でもされるんだ」
「いや。離して」
その様子を撮る。そして「さあいいよ。よく我慢したね」アミに画像を見せた。
そこには、屈辱に耐える少女が下半身をあらわにして、無防備に拘束されていた。
しかし下着のところは拷問具でうまく隠れている。
よく見ると、最初の印象とは違い、水着の撮影より露出は少ないくらいだった。
「すごい」アミはびっくりしている。
「よかったわね」
「よし、ではこのままで、今度は奴隷服を脱ごう」
「そんなこと」 メイク嬢を見た。
女はただ微笑んで立っている。
「ここからは表に出すものじゃないんだ、君のプライベートの作品。今の若さを残しておこう。それにいつか使いたくなるかもしれないし、君しだい」
「どうしよう」
「写真はすべて、原版のデータごと君に渡すから大丈夫。もうこんな気持ちにはなれないかもしれない。いいチャンスだよ」
迷っているアミの肩から、ハサミで紐を切り、すそから胸の上まで一気にワンピースを切り裂き、はがした。
胸を隠すこともできず、ショーツ一枚で足を開いて我慢している。
奪われた恥じらいを撮った。
写真を撮られるごとに、アミの羞恥はあきらめに変わり、言い訳から官能へと変わっていく。
ショーツを脱がせると、カメラで犯してやる。アミはそれを感じて身もだえしそうになるのをぐっと我慢している。
見てわかるほどに秘部が濡れてきている。動けない体に、さわってやることは簡単だが、触れない。
≪まだだ。今ではただ犯されたというだけ≫
拷問具の好きな者ならもっと楽しめたかもしれないのだが、俺にはその興味がなかった。
アミの方は、秘密ならいくつかを途中まで試してみたかったのかもしれない。
あの『苦悩の梨』に目がいっている。
そっとそこにあてがってやる。
深い溝の中へ先をかすかにうずめてやる。
そしてネジを締めていき、アミの見えるところで器具を開かせていく
花びらが開いて、膣が口を開いた。
「これを中に入れてほしいのか中で開いて欲しいのか」
「いや、やめて」そう言うが、気持ちは言葉通りとは思えない。見る間にそこが濡れていく。
鞭なんかも使いはしない。肌に跡をつけたくはないのだ。俺の流儀ではない。
指にはめ、締め付ける器具を、硬く勃起した乳首に軽くつけてやる。
アミは悶え、俺はシャッターを切った。
そのうちに、アミの方からすり寄る気配がした。中に入れてと言いたいのだ。
それを期に「これで終わりにしましょう」すぐに服を返した。きっとアミの体の中では業火が真っ黒な煙を上げているはずだ。
元の水色の服に着替えさせた。
≪どうだ、この女も仕上がったぞ。もう俺は闇だけに生きる者じゃない≫ 頭の中のサヤの言葉に言い返してやる。
「すいません。化粧室はどこでしょう」アミがたずねた。その目が泳いでいる。せめて自分で触りたがっている。