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インクブス・ゲーム 
【ファンタジー 官能小説】

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インクブス・ゲーム-6

丸出しの尻と食い込んだショーツのふくらみは、筋状に溝をつくり、湿って、しみをつけている。
牢番は毎晩それをはぎとっては責めたて、はずかしめているのだろう。
そんなものを撮られていることを知らないのは本人だけだった。
「いいのが撮れましたよ。ごめんね、あれくらい言わないと真剣な顔が取れなかったんだ」
「いいんです。これくらい」
≪ここまでにするか≫ アミの体の中に燃え広がる火を見る。 ≪いやまだだ。これでは今までと何の変りもない≫
「少し休憩にしましょう」
俺は午前中の撮影の時には紹介しなかった、放送では見せられない拷問具をアミに見せて、冗談を言っては笑わせた。
『苦悩の梨』という細長い洋なし型をした、金属製の器具を、「これはここの中に入れて、広げていくんだよ」アミの下腹部にワンピースの上からあてがってやる。
「洋なしというよりナスビね」表面をなでている。「これって実際に使われたやつなのかしら」
「こんなに太くては、きっと君の中には入らないね」
「いやぁん」アミは腰をくねらせるが、逃げはしない。体の中の火はうまく燃えひろがっていた。
ねじを回すと、つぼみが開くように器具が三つに分かれていく。
そのひとつがアミに押しつけられていった。 「こういう風に君の中で広がっていくんだよ」
「すごくエッチね」
「そう。最初のうちはね。昔の人はひどいものを考えたと思うよ」器具をかすかに動かして、アミの揺れる腰をながめた。
拷問部屋の撮影では鉄格子に腕を広げてしばり付けた。
「本当に縛らないといけないんですか」
「アミ、言ったでしょ、プロはこれくらいで動揺しないの。カメラマンに失礼でしょ。この方があなたに何か悪いことをした? いい写真だって喜んでたじゃない。 そんなことではプロデューサーにお願いなんかできないわ」メイク嬢が叱る。 「さあ、約束したでしょ」
「わかった」アミはふてくされて縛られるのを我慢した。
しかし、その目の奥に期待があるのも感じる。それを恥ずかしがっているのだ。これは小さい子が夢見る世界ではない。
「もう身動きできないよ」顔に近づく。 「逃げることもできないし、叫んでも誰にも聞こえない。ここはそのために作られた所だからね」
 アミは腕を引っ張って、揺らしてみるが、しっかり縛られている。
「今までに逃げられたのに。チャンスを逃した。これから存分にいたぶってやるからな、覚悟しろ」
メイク嬢にもあざけりの笑いが見える。
その肩に手をかけて、アミを見た。 「もう頼れないぞ。この女は私のものなんだ。おまえに何をしても許してくれる」
「さて、どうしてやろう。おまえはさっき、すきにしてくれと約束したな、犯してくれと言ったな」
「違うわ。そんな意味じゃありません。そんなのうそですよね、ねえ、うそでしょ」
「もう遅い」横の金具を外すと、格子を回転させて、寝かせた。
ひざを立てさせると、そこにロープをかけて固定する。
「やめて。やめてください」言うだけで何もできない。そういう風に作られた器具なのだ。
「マネージャーには先に帰ったと言っておいてやろう」足元からそこを撮影する。 「これからずっと何日も何ヶ月もここで責めてやる」
丸出しのショーツは、はぎ取って犯してやりたくなるほどの獣性を呼び起こさせた。
「だめ。メイクさんたすけて」


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